たるみが引き上がっている女性

ハイフ(HIFU)ウルトラフォーマー3の効果はいつから出る?施術の特徴についても詳しく解説

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ハイフはもともと、がんを含む腫瘍の治療に使われる超音波治療の手段でした。

それがやがて美容医療の分野でも活用されるようになったのです。

ハイフという名称は「高密度焦点式超音波治療法」という意味のHigh Intensity Focused Ultrasoundのそれぞれの単語の頭文字をとった「HIFU」からきています。

美容目的で実施されるハイフでは専用機器が使われ、超音波や熱の力でたるみを引き締めます。

メスを入れたり薬剤を注射したりすることなくシワやたるみを改善できることから、心理的なハードルが低いという点でハイフに魅力を感じる方もいます。

ウルトラフォーマー3

エステサロンでもハイフのコースが設けられていることがありますが、エステサロンで使われているハイフ機器はクリニックの機器と比べて出力が弱いため、定期的に施術を受けても施術効果が実感できない場合があります。

またエステサロンのスタッフのような医療従事者でない人がハイフ機器を操作すると火傷などの事故が起こる恐れがあります。

そういった点でもエステサロンよりもクリニックでハイフを受ける方が安心です。

今回はウルトラフォーマー3を使ったハイフで期待できる効果やウルトラフォーマー3の特徴について解説します。

ハイフ(HIFU) ウルトラフォーマーⅢ

ハイフ(HIFU)ウルトラフォーマー3のの効果とは?

ハイフの施術でどのような効果が望めるかは機器によって異なります。

ウルトラフォーマー3に関してはたるみの改善のほか、毛穴の引き締めや肌質の改善、ターンオーバーの促進といった効果が期待できます。

機器の原理としては超音波を1ヶ所に集めて照射し、照射部分を一時的に高温状態にします。

発生した熱によって、照射部位の真皮層や脂肪層、筋膜にアプローチし、たるんだ筋肉の活性化やコラーゲンの生成が促され、肌の引き締めや肌質改善に繋がります。

ハイフを照射しているイメージ

ハイフ(HIFU) ウルトラフォーマーⅢ

ウルトラフォーマー3はいつから効果が出る?

ウルトラフォーマー3の効果の出方には個人差があり、施術を受けた方の中には施術直後に肌の変化が実感できたという方もいます。

しかし施術から1〜3ヶ月経つ頃に施術効果が実感できるようになるというケースが多いです。

ウルトラフォーマー3の特徴

メスや針を使わずに肌の引き締めができるハイフには、肌に傷を作ることなく施術ができるというメリットがあります。

そしてウルトラフォーマー3には部分痩せができる、ダウンタイムが短いなどの特徴もあるのです。

さまざまな層にアプローチ可能

ウルトラフォーマー3には3種類のカートリッジがあり、使用するカートリッジによって超音波が組織のどの層にまで届くかが異なってきます。

多くのクリニックでは3つ前後のカートリッジを使い分けながら、皮膚組織だけでなくその下の脂肪層、筋膜にアプローチします。

そしてお客様がシワに悩んでいるか、フェイスラインのもたつきに悩んでいるかで、超音波を当てるべき層が異なります。

あらゆる層に超音波を照射する機能が搭載されているので、ウルトラフォーマー3によってシワやたるみなど多くの悩みが改善されることが期待できます。ちなみに皮膚層の浅い部分への照射にも対応していることから、皮膚が薄くデリケートな目元に使用することも可能です。

ハイフのカートリッジ

部分痩せが見込める

カートリッジの使い分けによって複数の層にアプローチできるため、脂肪層に向けて超音波を照射すれば、その部分のみを引き締める部分痩せが可能です。

またハイフによって頬がこけるという情報がインターネット上に出回っていますが、ウルトラフォーマー3も他のハイフ機器も大幅に脂肪を削り取る機器ではないため、施術箇所に凹みが生じることはありません。

痛みが少ない

痛みを感じやすい、感じにくいは超音波の照射部位によって差があります。

しかしウルトラフォーマー3は超音波の照射範囲が狭いことから、施術中の痛みが生じにくい傾向にあります。

また照射スピードが非常に速いことも痛みを感じにくい理由の1つです。

痛みをなるべく感じないように機器が作られていることから、負担なく施術を受けることが可能です。

また施術中にお痛みを感じてしまった場合は、照射パワーを調整することもできますので、看護師に遠慮なくお声がけください。

ダウンタイムが短い

ウルトラフォーマー3は真皮層や脂肪層、筋膜のそれぞれの層にピンポイントで超音波を照射することが可能なので、ダウンタイムが短く済む傾向にあり、施術後ほとんど肌の不調が感じられなかったというケースもあります。

なおダウンタイムの度合いには個人差があり、人によっては施術箇所に腫れやほてり、赤みが生じる場合があります。

しかし皮膚が腫れたり赤くなったりしても、1週間程度で治まる可能性が高いので、あまり心配はいりません。

ハイフシャワーも行える

ウルトラフォーマー3には、皮膚の浅い層に超音波を当てる「ハイフシャワー」が行える機能も搭載されています。

ハイフシャワーとは皮膚の表面から1.5mm〜2mmの浅い部分に弱めの超音波を照射する施術です。

施術箇所に強い熱を与えず、軽い熱がハイスピードで連続的に加えられることにより肌質の改善や毛穴の引き締め、肌のトーンアップといった施術効果が見込めます。

なお、東京シンデレラ美容外科でもハイフシャワーを実施しており、ハイフとハイフシャワーを同時に実施することも可能です。

ウルトラフォーマー3の効果が実感できない場合はある?

ウルトラフォーマー3を使ったハイフを受けてもいまひとつ効果が感じられなかったという声がネット上で見受けられる場合があります。

もともと肌が著しくたるんでいる場合はウルトラフォーマー3では引き締め効果があまり出ない場合があるかもしれません。実際に効果があっても、実感できない場合もあります。

また、ウルトラフォーマー3は効果が緩やかに出る傾向にあることから、施術前にイメージしていた仕上がりと施術直後の肌の状態にギャップを感じて効果が出なかったように感じられるというパターンもあります。

そのため施術後の状態が理想と異なっていたとしても、しばらく様子を見ることで肌の変化が感じられる可能性があります。もし、効果が実感しにくい場合は、回数を重ねたり、糸リフトやショッピングリフトなど、他の施術を組み合わせるのも良いでしょう。

ウルトラフォーマー3のカートリッジ

ハイフ(HIFU) ウルトラフォーマーⅢ

どのぐらいのペースで施術を受ければいい?

ウルトラフォーマー3で引き締めた部分は理論的にはずっと引き締まった状態が続きます。

しかし年齢を重ねることでどうしてもシワが増えたりたるみ具合が大きくなったりするので、施術から1年もしくは数年経過すると施術効果が薄れたように感じられる場合があるのです。

そんな中、引き締まった状態を維持するためには1年〜1年半おきにハイフを受けることをおすすめします。

なお、どのぐらいのペースで施術を受けるのが好ましいかは施術部位の状態によって異なるので、医師と相談しながら施術ペースを決めるのが推奨できます。

ウルトラフォーマー3での施術を受ける時の流れ

お客様がハイフを希望される場合はまずカウンセリングを実施します。

カウンセリングではお客様が現在どの部分のどのような悩みを抱え、またどのような仕上がりを希望しているかなどを医師が聞き取ります。

そして医師がお客様の肌の状態を確かめた上でどのように施術を行うかを提案、決定していきます。

施術当日はハイフを実施する前にメイクを落とす必要があります。そうした準備が済んだ後に、看護師がペンで施術箇所にマーキングをします。

ハイフを実施する上でマーキングは重要です。

機器の好ましい出力は施術部位や解消したい悩みによって異なるのに加え、特に顔にはあらゆる神経が通っていることから、万が一誤った出力で施術を進めてしまうと施術後に神経障害を起こすリスクがあるのです。

そのため安全に施術を進めていくためには細かなマーキングが欠かせません。

ちなみに施術時間については顔全体に超音波を照射する場合は30〜40分前後、部分的に施術を行う場合は10〜15分程度の場合もあります。そして施術が終了すれば、すぐメイクをして帰宅できます。

ハイフは顔しか受けられない?

ハイフと聞いてフェイシャルの施術をイメージする方もいますが、ウルトラフォーマー3をはじめとしたハイフ機器は顔だけでなくボディにも使用できます。

ボディのハイフを実施する場合、脂肪層にしっかり超音波が届くように顔の施術よりも強めの出力で施術が行われる傾向にあります。

メスを入れずに脂肪を減らすことが可能でリバウンドしにくいという長所があることから、部分瘦せを目指したいという方や脂肪吸引に抵抗があるという方が二の腕やお腹、太ももなどのハイフを受ける場合があります。

ちなみにハイフの超音波を受けた脂肪細胞は機能を失って老廃物となり、体外に排出され、リバウンドの心配もございません。

ハイフをボディにしているところ

ハイフ(HIFU) ウルトラフォーマーⅢ

ウルトラフォーマー3でのハイフを受ける時の注意点

ウルトラフォーマー3をはじめとしたハイフの機械は、すべての方に使用できるというわけではありません。

ケロイド体質や心疾患、糖尿病のある方、また顔やボディに金属プレートや金属糸、シリコンを埋め込んでいる方、妊娠中あるいは妊娠の可能性のある方は施術が受けられない場合があるのでご注意ください。

また肌の状態や体調について少しでも心配な点がある場合は医師にご相談ください。

そして皮膚のほてりや赤みを長引かせないため、施術後の日常生活においてもいくつか注意が必要です。

まず施術によって、皮膚組織やその奥の層に熱が加わっているので肌が普段より乾燥しやすい状態になります。

そのためいつもよりも念入りに保湿していただく必要があります。

また施術後のほてりや赤みが発生したり長引いたりするのを抑えるために、日焼けやサウナ、バスタブに浸かる入浴、激しいスポーツはしばらく控えるのが望ましいです。

ウルトラフォーマー3がおすすめできる人

シワ改善やリフトアップ、肌質の改善が見込めるウルトラフォーマー3のハイフはこのような方におすすめできます。

・メスを入れずに施術を受けたい
・シワを目立ちにくくしたい
・ほうれい線が気になる
・マリオネットラインが気になる
・小顔にしたい
・フェイスラインをシャープにしたい
・ダウンタイムを短くしたい
・毛穴が気になる
・肌にハリが欲しい
・肌質改善したい

痛みをほとんど感じることなく肌をより美しい状態に導ける施術なので、定期的に受ける施術としても推奨できます。

ハイフ(HIFU) ウルトラフォーマーⅢ

ハイフ(HIFU)ウルトラフォーマー3なら東京シンデレラ美容外科へ

東京シンデレラ美容外科では、ハイフ(HIFU)ウルトラフォーマー3を用いた美容整形を多く行っております。
ハイフ(HIFU)ウルトラフォーマー3の正しい情報を分かり易く伝えられるように医師が丁寧にカウンセリングを行っていますので、美容整形が初めての方も、一度当院のカウンセリングにお越しください。
東京シンデレラ美容外科は新宿、池袋、大宮の3院あります。新宿院は新宿駅「B12」出口より徒歩30秒 、池袋院は池袋駅東口より徒歩2分、大宮院は大宮駅西口より徒歩2分にあり、いずれも駅近くでお越しいただきやすいです。

スタッフ一同心よりお待ちしております。

東京シンデレラ美容外科の看板

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当クリニックでは、専門カウンセラーによる無料カウンセリングを行っております。
患者様お一人おひとりの様々なご要望やご事情を丁寧に伺い、最適な施術をご提案させていただきます。
もしもご提案の中で不要と感じる施術がございましたら、遠慮なくお申し付けくださいませ。

ハイフ(HIFU) ウルトラフォーマーⅢ

Doctor 本ページの監修医師

吉原 伯

吉原 伯(よしはら のり) NORI YOSHIHARA

美容外科医として、培ってきた技術と美的センスを皆様にご提供いたします。
その中で、あなたのご希望に合うものを一緒に選んでいきましょう。
外見だけでなく、あなたの内面を輝かせるお手伝いが出来ればと思っています。
どこが気になりますか?どのようなお悩みもまずは、ご相談にいらしてください。

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■ 資格

  • 美容外科専門医(JSAS)
  • サーマクール認定医
  • ベイザー脂肪吸引認定医
  • 日本救急医学会ICLSコース取得
  • 日本美容外科学会正会員(JSAS)
  • 日本美容皮膚科学会正会員

■ 略歴

  • 神戸大学医学部医学科卒業
    医療法人社団愛友会 上尾中央総合病院勤務
    (麻酔科、皮膚科、形成外科)
  • 湘南美容クリニック新宿本院、大宮院 勤務
  • 湘南美容クリニック大宮院院長就任
  • 早稲田大学大学院卒 MBA修了
  • 湘南美容クリニック新宿南口院院長就任
    SBCメディカルグループ統括院長補佐就任
  • SBCメディカルグループ代表補佐就任
  • 東京シンデレラ美容外科新宿院院長就任
  • 医療法人社団東新会理事長就任

さまざまな学会の専門医・会員が在籍

下記の資格を持つ医師が在籍しています。

美容外科専門医(JSAS)、日本美容外科学会会員、サーマクール認定医、ベイザー脂肪吸引認定医、日本救急医学会ICLSコース取得、日本美容皮膚科学会正会員

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