糸リフトをして小顔になった20代の女性

糸リフトによって起こる副作用を医師が解説

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この美容整形のコラムを読むのに必要な時間は約 13 分です。

糸リフトは医療用の糸だけでリフトアップできる美容施術であり、幅広い世代から支持を集めている美容医療の1つです。

糸リフトは比較的安全性の高い施術法ですが、症状の程度は違えど、糸リフトを含む全ての美容医療には何かしらの副作用が存在します。

こちらでは糸リフトの施術で後悔しないために知っておくべき、副作用の症状をはじめ、
リスクを回避する方法等の各情報についてご紹介致します。

糸リフトの手術前と1週間後の症例写真
【リスク・副作用】傷・疼痛・腫れ・内出血・ひきつれ・神経障害など

糸リフト

糸リフトの施術を受ける前に知っておきたいポイント

フェイスリフトよりも気軽に受けやすい

メスを使用するフェイスリフトに対し、糸リフトは皮膚を切開する必要が無いので、美容医療初心者の方でも気軽に受けていただきやすい施術です。

医療用の糸を挿入する際に極細の針を使って穴を開けますが、針穴は髪の毛で隠れやすい生え際に作るので術後も目立ちにくく、ダウンタイムもほとんどないため、身体への負担が少ない施術法です。

即効性が高い

糸リフトは皮膚や筋肉等の顔の組織を物理的に引き上げるため、施術を受けた直後より効果を実感していただくことができます。

糸リフトと同様に、リフトアップ効果が期待できるHIFUの場合、効果が現れるまでに約1ヶ月かかることが多いです。

また、糸リフトは術後当日よりメイク可能で、包帯やサポーターを付ける必要がないので周りの方に気付かれにくいという点も魅力的です。

20代の糸リフトの症例
【リスク・副作用】傷・疼痛・腫れ・内出血・ひきつれ・神経障害など

たるみの予防にもなる

糸リフトは土台から元の位置にたるみを引き上げると共に、糸を挿入した刺激によってコラーゲンの生成が促進されることから、今あるたるみをリフトアップするだけでなく、将来的なたるみを予防することが可能です。

糸リフトの症例写真
【リスク・副作用】傷・疼痛・腫れ・内出血・ひきつれ・神経障害など

糸を入れる本数について

少ない本数の糸でリフトアップしようとすると、1本の糸にかかる負担が大きくなるため、持続期間が短くなってしまう傾向にあります。

逆に多すぎても不自然に引きつれた仕上がりになったり、顔を動かしにくくなることもありますので、最適な本数を挿入することが重要です。

一般的には片側で約4~8本程度が目安となりますが、糸の種類によって最適な本数は異なりますので、まずはカウンセリングを受けてみて、どの種類の糸がご自身のたるみの状態や
肌質に合っているか医師に相談するようにして下さい。

テスリフトをした女性の症例
【リスク・副作用】傷・疼痛・腫れ・内出血・ひきつれ・神経障害など

持続期間について

糸リフトによる効果の持続期間は個人差がありますが、溶ける糸を使用する場合、約1年~1年半程度です。

半永久的に続く施術方法ではないので、効果を持続させるには再度施術を受ける必要があります。糸リフトは繰り返し受けることで、リフトアップ効果が更に高まります。

糸リフトによって起こる副作用は?

感染症のリスク

ごく稀なケースですが、何らかの原因で糸と一緒に菌が入り込んでしまい、術後に感染症が引き起こされる可能性が考えられます。

感染症のリスクを最小限に抑えるためにも、症例件数や口コミの多い、技術力の高いクリニックを選ぶことが大切です。

引きつれ

糸リフトは皮膚への引っ掛かりが強すぎると、ひきつれ感が生じることがありますので、どの程度で引きつれが起こってしまうのか、医師とじっくりシミュレーションを行い、納得できる状態で施術を受けるようにして下さい。

肌に凸凹ができる可能性

コグ(トゲ)が大きな糸を使用したり、浅い層に糸を挿入することで、肌の表面が凸凹してしまう可能性がありますが、1週間程度経過すれば落ち着いてきますのでしばらく様子を見るようにして下さい。

1ヶ月以上経過しても症状が落ち着かない場合、挿入した位置や糸の種類が要因ではなく、感染やアレルギー反応によって炎症を引き起こしているケースも考えられるため、医師に相談することを推奨致します。

軽度の痛み

術後は万が一痛みが生じても、内服薬で抑えることができる程度ですが、糸を挿入した箇所を触るとチクチクとした刺激を感じたり、表情を動かしにくいと感じることがあります。

こうした痛みや違和感は数日から2週間程度経過すれば徐々に落ち着いていきますのでご安心下さい。

腫れ・内出血

糸リフトは施術を受けた翌日にはシャワーが可能となり、普段通り過ごすことができるため日常生活への影響が少ない施術法ではあるものの、注射器を皮下に刺すため、毛細血管が傷ついて腫れや内出血が生じることがあります。

外出制限等は特になく、翌日には仕事復帰することもできますが、できるだけ安静にしてお過ごし下さい。

糸が透けて見える

皮膚の厚さは個人差があるため、皮膚が薄い方が糸リフトの施術を受ける場合、より細いタイプの糸を選んだり、深い層に挿入する必要があります。

皮膚の厚みの違いについて考慮せずに施術を行うと皮下の糸が透けて見えてしまうことがあるため、施術を受けるクリニックや医師選びは慎重に行うことをおすすめします。

副作用を最小限に抑える、おすすめの過ごし方

口を大きく開けない

糸を挿入する部位によっては口を大きく開けたり、笑ってしまうと糸の位置がズレてしまう恐れがあります。

特に口元や頬、フェイスライン等の部位は食事や会話で口を大きく動かすことが多いので、これらの部位に挿入した場合、糸のコグが安定するまでに時間がかかりやすい傾向にあります。

糸が皮下組織に馴染むまでには約1ヶ月程度の期間がかかるため、その間は口を大きく開けないようご注意ください。

顔の皮膚を擦らない

糸リフトの施術後、定着するまでの間は違和感を感じることがあるため、どうしても顔周りを触りたくなってしまうものですが、施術した箇所はできるだけ触らず、刺激を与えないことが大切です。

また、マッサージをすると糸がずれてしまい、フェイスラインが崩れる可能性があるので、定着するまでの間はお控え下さい。

うつ伏せで寝ないようにする

術後数日間は、うつ伏せの状態で寝ると患部を強く圧迫したり、擦れる可能性があるため注意が必要です。

糸が適切な位置からズレたり、痛みが生じるだけでなく、内出血・腫れ等の副作用が長引きやすいためできるだけ上向きで寝るよう心がけて下さい。

うつ伏せで寝ている女性

血流を促す行為を控える

激しい運動をしたり、サウナや岩盤浴等に入ると血行が促進され、痛みや腫れ等の副作用が助長してしまう可能性があります。

副作用を悪化させないためにも、患部が安定するまでの間は血流を促す行為は控えることをおすすめします。

堅いものを食べない

堅いものを食べると患部(手術部位)に負担がかかるため、糸がずれたり、引きつれを起こす可能性が考えられます。

術後はおかゆやうどん、ヨーグルト等の柔らかい物を食べるようにし、お肉など歯ごたえがあるものは小さく刻んで食べるようにして下さい。

歯科治療を控える

歯科治療も大きく口を開ける必要があるため、糸リフトの持続期間に影響を及ぼす可能性があります。

歯に問題がある方は、糸リフトの施術を受ける前に治療を済ませておくことをおすすめします。

糸リフトの副作用を回避する方法!

糸リフトは非常に安全性が高く、ごく自然な仕上がりを叶えられる美容医療の1つです。

しかし、施術費用が極端に安いクリニックや、知識や経験が浅い医師を選んでしまうと前述したような副作用を引き起こす可能性がありますのでご注意下さい。信頼できる腕の良い医師の元で施術を受ければ副作用のリスクを少なくすることが可能ですので、安心して糸リフトが受けたいという方は、東京シンデレラ美容外科までご相談下さい。

また、下記のようなポイントを抑えておくことで、施術の成功率を上げることができますので、併せて参考にしてみて下さい。

糸リフトのカウンセリングをしている医師

カウンセリングをしっかり受ける

糸リフトは同じ資格や技量を持つ医師でも、それぞれの美的センスや好みによって仕上がりが大きく左右されます。

カウンセリングを受けてみて、ご自身の美的感覚と似ていると感じた医師を選ぶようにすると良いです。

理想やイメージを具体的に伝える

カウンセリングの際は理想像を伝え、医師とデザインの擦り合わせをしっかりと行うことが重要です。

もし言葉だけで伝えるのが難しい場合、ご自身の理想に近いフェイスラインのモデルさんやタレントさんの画像をスマートフォン等の端末から探したり、過去の症例写真等を参考にしながらカウンセリングを進めていくと、より具体的にイメージを共有しやすくなります。

適切な強度の糸や本数にする

糸リフトに使用する糸には様々な種類があります。
持続性が優れている糸やトゲが360度全方向に付いているものなど、それぞれに特徴があるため、肌の状態に適したものを選ぶ事が大切です。

また、術後にもう少し本数を入れておけば良かったと後悔の口コミも見られますので、糸の種類と共に、挿入する本数についてもしっかりと医師に相談するようにして下さい。

納得した上で契約する

カウンセリングを受けた即日に契約するよりも、医師からの説明を納得がいくまで受け、十分に考慮した上で契約をした方が失敗や副作用等のリスクを避けることができます。

メリット以外にもデメリットや術後のアフターケア等、少しでも疑問に感じることがあれば積極的に質問するようにすると良いです。

他の施術法についても検討する

肌が硬くなっている方や、皮下脂肪の量が多いもしくは少なすぎる方の場合、糸リフトの施術に向いておらず、効果が上手く得られなかったり、肌に凹凸ができる等の副作用が生じる可能性が考えられます。

たるみを改善する美容医療は糸リフト以外にも、脂肪吸引やヒアルロン酸注射・ボツリヌストキシン注射等の施術法もありますので、カウンセリングにて、医師と相談しながら他の施術法についても検討することもおすすめです。

小顔脂肪吸引と糸リフトの症例
【リスク・副作用】傷・疼痛・腫れ・内出血・ひきつれ・神経障害・吸引部の皮膚が硬くなる・凹凸になるなど

糸リフト

糸リフトなら東京シンデレラ美容外科へ

東京シンデレラ美容外科では、糸リフトの美容整形を多く行っております。
糸リフトの正しい情報を分かり易く伝えられるように医師が丁寧にカウンセリングを行っていますので、美容整形が初めての方も、一度当院のカウンセリングにお越しください。
東京シンデレラ美容外科は新宿、池袋、大宮の3院あります。新宿院は新宿駅「B12」出口より徒歩30秒 、池袋院は池袋駅東口より徒歩2分、大宮院は大宮駅西口より徒歩2分にあり、いずれも駅近くでお越しいただきやすいです。

スタッフ一同心よりお待ちしております。

東京シンデレラ美容外科の看板

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もしもご提案の中で不要と感じる施術がございましたら、遠慮なくお申し付けくださいませ。

糸リフト

Doctor 本ページの監修医師

小出 真哉

小出 真哉(こいで しんや) SHINYA KOIDE

小さなコンプレックスが自信をそぎ、考え方や行動までもネガティブにさせてしまう一方でそれを解消できれば自信と活力に満たされ、新しいスタートを切れることを私は知っています。
お客様の最大幸福を提案できるために常に向上心をもって、最新の知見も貪欲に追い求めて参ります。
ぜひ私を上手に利用してください。いつでもお待ちしております。

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■ 資格

  • 美容外科専門医(JSAS)
  • 日本美容外科学会正会員(JSAS)

■ 略歴

  • 慶應義塾大学医学部医学科卒業
    川崎市立川崎病院臨床研修(救急科、麻酔科、外科、形成外科、整形外科)
  • 慶應義塾大学病院勤務および関連病院への出向
  • 湘南美容クリニック入職
  • 湘南美容クリニック 川崎院院長就任
  • 湘南美容クリニック 大宮院院長就任
  • 湘南美容クリニック 新宿南口院院長就任
  • 東京シンデレラ美容外科顧問医師就任
  • 東京シンデレラ美容外科池袋院院長就任

さまざまな学会の専門医・会員が在籍

下記の資格を持つ医師が在籍しています。

美容外科専門医(JSAS)、日本美容外科学会会員、サーマクール認定医、ベイザー脂肪吸引認定医、日本救急医学会ICLSコース取得、日本美容皮膚科学会正会員

医師紹介ページ

医療広告ガイドラインについて

医師監修のもと「医療広告ガイドライン」に従い、以下の2点についてホームページの見直し・改善を適宜行っております。

①体験談の削除
②症例写真を掲載する際、施術内容・施術のリスク・施術の価格などの記載
患者様にはご不便をおかけいたしますが、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

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