バッカルファット除去の手術を受けた女性

バッカルファット除去で「ほうれい線」は解消できる?

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年齢を感じさせるトラブルのひとつとして挙げられるのは、深く刻まれたほうれい線です。
ほうれい線は、加齢によるコラーゲンの減少が原因で目立ってくることもありますが、バッカルファットの下垂が原因で目立ってくることもあります。
こちらの記事では、ほうれい線が目立ってくる根本原因や生活習慣、バッカルファット除去がほうれい線解消に役立つ理由についてご紹介しています。

バッカルファット除去

バッカルファット除去が「ほうれい線」の解消に役立つ理由

バッカルファット除去はほうれい線解消に役立つとされていますが、そこには根拠となる理由があります。
この症例写真は、糸リフトとバッカルファット除去の手術前と1週間後の経過の症例写真になります。ほうれい線も薄くなり、美しい輪郭に仕上がりました。

糸リフト+バッカルファットの手術前と1週間後の経過の症例
【リスク・副作用】
【糸リフト】傷・疼痛・腫れ・内出血・ひきつれ・神経障害など
【バッカルファット除去】だるさ、熱感、頭痛、じんましん、かゆみ、むくみ、発熱、咳、冷や汗、胸痛などが出る、左右差・凹み、頬がこける、皮膚のたるみ

バッカルファットはほうれい線を目立たせる脂肪

皮下脂肪には直下に下垂する性質がありますが、バッカルファットは直下ではなく、前方に飛び出しながら下垂するという性質があります。
そしてバッカルファットが口角付近まで下垂してくると、特に笑った際などにほうれい線がクッキリとした溝になって定着しやすくなるのです。
もちろん、皮下脂肪もほうれい線の原因にはなりますが、バッカルファットはやや大きな脂肪であるため、ほうれい線に与える影響は皮下脂肪よりも大きいと考えられます。
年齢とともに顔の下半分がふっくらしてきたようであれば、それはバッカルファットが原因かもしれません。
このような方は、ひとまずクリニックでカウンセリングを受けて、バッカルファット除去が適切かどうかだけでも確認をしておくと良いでしょう。

バッカルファット除去後には再生する心配がない

皮下脂肪もそうですが、バッカルファットは手術で取り除いてしまえば、その後に再生することがありません。
つまり、バッカルファット除去を受けることが、その後のたるみの心配も取り除いてくれる近道となります。
ただし、口角のすぐ横にあるジョールファットが多い方の場合では、バッカルファット除去とともに、ジョールファット除去もあわせて行う事が有効です。

バッカルファット除去

ほうれい線が目立ってくる根本原因とは?生活習慣も関係ある?

同じ年代でも、ほうれい線が目立つ方とそうでない方がいます。
また、ほうれい線が目立つ年齢ではないのに、なぜかほうれい線が目立つ方もいます。
では、ほうれい線が目立つ原因は、どのようなところにあるのでしょうか。
こちらの章では、ほうれい線が目立ってくる根本原因と、ほうれい線と生活習慣の関係についてご紹介しています。
この症例写真は、頬・顎下の脂肪吸引+バッカルファット除去の手術前と1週間後の経過の症例写真になります。術後フェイスラインがスッキリしていることがわかります。

頬・顎下の脂肪吸引+バッカルファット除去の手術前と1週間後の経過の症例写真
【リスク・副作用】
【脂肪吸引】傷・疼痛・腫れ・内出血・ひきつれ・神経障害・吸引部の皮膚が硬くなる・凹凸になる
【バッカルファット除去】だるさ、熱感、頭痛、じんましん、かゆみ、むくみ、発熱、咳、冷や汗、胸痛などが出る、左右差・凹み、頬がこける、皮膚のたるみ

ほうれい線の根本原因は何?

ほうれい線は、ひとつの原因というよりかは、複数の原因によって目立ってくることがほとんどです。
また、ほうれい線が目立ってくる年代もバラバラで、30代前半で目立ってくる方がいれば、50代に突入して目立ってくる方もいます。
それではまず、ほうれい線が目立ってくる原因についてご説明します。

乾燥肌

20代、30代と、若い年代でほうれい線が目立ってきた場合、まず疑わなくてはならないのが、乾燥肌です。
たとえば、洗顔後やお風呂上りに目立たなかったほうれい線が、室内で長時間過ごしているうちに目立ってくるようなことはないでしょうか。
もしもこの状況が当てはまるのなら、使用している暖房器具や冷房器具による室内の空気の乾燥が原因として考えられます。
それに加え、保湿不足が続いているのなら、お肌は水分不足で枯渇している可能性が高いでしょう。
この場合では、洗顔後やお風呂上りにしっかりと保湿する、お肌の乾燥を感じたタイミングでミストを使用するなどで、改善できる可能性があります。
若い年代で目立つほうれい線はまだ浅く、対策をすることで改善を目指せます。

年齢による骨格の変化

40代以降の年代になると、若い頃には丸みを帯びていた頬骨が、何となく突き出して見えることがありますが、これは経年で骨格が変化したことで起こる現象です。
骨密度という言葉を聞いたことがあれば容易にご理解いただけるはずですが、加齢で骨密度が減少すると、骨は小さくなり、筋肉や脂肪を支えきれなくなり、頬が垂れ下がったような印象になることがあります。

年齢による美容成分の減少

コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸はお肌の弾力や保水を維持する働きがある成分ですが、これらは年齢とともに減少し、それによってたるみが生じることがあります。
これらの成分は女性ホルモンの分泌と関わりがあり、女性ホルモンの分泌量がピークを迎える20代後半までは、順調に産生され続けます。
ところが、女性ホルモンの分泌量が減少し始めると、それに伴い美容成分の産生量も減少し、やがてまったく産生されない状態になってしまうのです。
そして、この状態がたるみをつくり出す原因になります。

表情筋の緩み

20代、30代でほうれい線が目立ってきた場合には、ご自身の普段の表情を思い浮かべてみてください。
もしかすると、ほとんど表情を変えずに過ごす時間が長くはないでしょうか。
もしもこれに該当するなら、表情筋をあまり使わずに過ごすことで表情筋が緩み、頬の組織を引き上げる力が弱っている可能性が考えられます。
そして、そのまま何も対策をせずに過ごしていると、40代、50代と年齢を重ねるごとに、今以上にたるみが目立つようになる可能性があります。
なお、表情筋の緩みは顔のエクササイズで対策できますが、これらのケアには即効性を求められませんので、ケアを開始したら気長に続けていく必要があります。

脂肪の下垂

顔についている脂肪が年齢とともに下垂してくると、それに引っ張られるようにして頬の皮膚にたるみが生じます。
そしてその結果、ほうれい線が目立つことになります。
なお、皮下脂肪は皮膚のすぐ内側に存在していますが、バッカルファットは皮下脂肪のさらに奥にあるという違いがあります。

バッカルファット除去

バッカルファット除去はこのような方に向いています

バッカルファット除去には向き・不向きがあり、頬骨が高い位置にある方や、もともと面長で頬の脂肪が少ない方には向いていません。
これらに該当する方がバッカルファット除去を受けてしまうと、頬がこけて老けた印象になることがありますので、十分な注意が必要です。
では、バッカルファット除去はどのような方に向いているのでしょうか。

バッカルファット除去をこのような方に向いている方を紹介している看護師

脂肪の下垂による下ぶくれを解消したい方

バッカルファットが下垂してくると、顔の下半分の脂肪が前方に盛り上がり、下ぶくれの状態になることがあります。
この状態になると、体は太っていないのに太っている印象に見えてしまったり、フェイスラインがはっきりせず、もたついた印象になってしまうことがあります。
また、前方に押し出されるように存在しているバッカルファットのせいで、ほうれい線が目立ってしまう場合があります。
そして、バッカルファット除去を受けることで、このように思わしくない状態の改善を目指せます。

ほうれい線やブルドッグラインを解消したい方

下ぶくれ状態になると、ほうれい線だけでなくブルドッグラインも目立つことになります。しかし、バッカルファット除去を受けてしまえば、ほうれい線もマリオネットラインもまとめて解消できるのです。
また、バッカルファット除去を受けることでフェイスラインも細く美しく整い、エイジングケア効果も生まれます。
ほうれい線やマリオネットラインが目立つだけで、実年齢よりも老けた印象になることがありますが、バッカルファット除去を受ければ、老け顔で悩まされることが少なくなります。

笑った際に頬の脂肪が横に広がる方

バッカルファットが下垂してくると、笑った際に顔の下半分にある脂肪が横に広がり、顔だけが妙に大きく見えてしまうことがあります。
このような現象が起こると、笑うこと自体が怖くなってしまうかもしれませんが、バッカルファット除去を受けておけば、気兼ねなくいつでも思う存分笑えるようになります。
つまり、バッカルファット除去を受けることで、表情にも良い影響が及ぼされる可能性があるということです。

バッカルファット除去

バッカルファット除去で失敗しないための対策について

バッカルファット除去は、特に40代以上の方に人気の手術ですが、皮下脂肪よりも深い層にある脂肪を除去することから、難易度が高いとされています。
つまり、バッカルファット除去では失敗も起こり得るということなのです。
しかし、対策をすることで、バッカルファット除去の失敗は未然に防ぐことができます。
それでは、その対策についてご紹介しましょう。

バッカルファット除去の名医に手術を任せる

バッカルファット除去に際しては、取り除くべき脂肪と、残しておくべき脂肪があります。
それは、すべてのバッカルファットを取り除いてしまうと、お客様の骨格によっては頬がこけて老けた印象になったり、頬骨が強調されてきつい印象になったりすることがあるからです。
このトラブルは、経験値が低い医師に手術を任せることで起こりやすくなるといわれています。
そのため、バッカルファット除去を受けるなら、バッカルファット除去の名医に手術を任せる必要があります。ただし、名医が適切な手技で行ったとしても、医療行為のため、仕上がりが意図しない結果となる場合もあります。もちろん、経験が浅かったり知識が乏しい医師が行うより名医が行った方が良い結果になる確率は高いと言えます。

バッカルファットのカウンセリングをしている名医

100%希望通りの仕上がりにならない可能性も理解しておく

バッカルファット除去では、お客様の骨格などにより、思い通りの仕上がりにならない可能性がゼロではありません。
たとえば、きれいな卵型の輪郭を目指したいと考えても、エラが張り出している場合では、バッカルファット除去だけでの対応が難しいと考えられます。
また、面長の印象になりたいと考えたとしても、もともと顎が小さい方の場合では、イメージ通りの仕上がりにならない可能性があります。
バッカルファット除去は万能な手術ではなく、できることには限界があります。
バッカルファット除去を受けるなら、100%希望通りの仕上がりにならない可能性も理解した上で、手術に臨む必要があります。ただし、当院ではできるだけお客様のイメージ通りになるように真摯にバッカルファット除去の手術を行っています。
場合によってはバッカルファット除去のみではなく、他の施術も併用して行うことで、よりイメージに近い仕上がりを叶えることが可能なので、まずはお気軽にカウンセリングにお越しください。

バッカルファット除去で迷ったら東京シンデレラ美容外科

東京シンデレラ美容外科ではほうれい線を意識してバッカルファット除去の手術を行っています。美容整形の正しい情報を分かり易く伝えられるように医師が丁寧にカウンセリングを行っていますので、美容整形が初めての方も、修正手術をご検討の方も、美容外科の乗り換えをご検討の方も是非一度当院のカウンセリングにお越しください。スタッフ一同心よりお待ちしております。 

東京シンデレラ美容外科池袋院で受付をしている女性

バッカルファット除去

CASE 症例情報

まずはお気軽に無料カウンセリングを
お試しください

当クリニックでは、専門カウンセラーによる無料カウンセリングを行っております。
患者様お一人おひとりの様々なご要望やご事情を丁寧に伺い、最適な施術をご提案させていただきます。
もしもご提案の中で不要と感じる施術がございましたら、遠慮なくお申し付けくださいませ。

バッカルファット除去

Doctor 本ページの監修医師

小出 真哉

小出 真哉 SHINYA KOIDE

小さなコンプレックスが自信をそぎ、考え方や行動までもネガティブにさせてしまう一方でそれを解消できれば自信と活力に満たされ、新しいスタートを切れることを私は知っています。
お客様の最大幸福を提案できるために常に向上心をもって、最新の知見も貪欲に追い求めて参ります。
ぜひ私を上手に利用してください。いつでもお待ちしております。

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■ 資格

  • 美容外科専門医(JSAS)
  • 日本美容外科学会正会員(JSAS)

■ 略歴

  • 慶應義塾大学医学部医学科卒業
    川崎市立川崎病院臨床研修(救急科、麻酔科、外科、形成外科、整形外科)
  • 慶應義塾大学病院勤務および関連病院への出向
  • 湘南美容クリニック入職
  • 湘南美容クリニック 川崎院院長就任
  • 湘南美容クリニック 大宮院院長就任
  • 湘南美容クリニック 新宿南口院院長就任
  • 東京シンデレラ美容外科顧問医師就任
  • 東京シンデレラ美容外科池袋院院長就任

さまざまな学会の専門医・会員が在籍

下記の資格を持つ医師が在籍しています。

美容外科専門医(JSAS)、日本美容外科学会会員、サーマクール認定医、ベイザー脂肪吸引認定医、日本救急医学会ICLSコース取得、日本美容皮膚科学会正会員

医師紹介ページ

医療広告ガイドラインについて

医師監修のもと「医療広告ガイドライン」に従い、以下の2点についてホームページの見直し・改善を適宜行っております。

①体験談の削除
②症例写真を掲載する際、施術内容・施術のリスク・施術の価格などの記載
患者様にはご不便をおかけいたしますが、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

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