【頬の脂肪吸引】施術後に拘縮が起きる原因とは?
この美容整形のコラムを読むのに必要な時間は約 12 分です。
脂肪吸引後の代表的なダウンタイムの症状の1つとして拘縮というものがあります。
特に頬の脂肪吸引の場合、周りからも目に入りやすいパーツであることから、どのくらいの期間で拘縮の症状が治まるのかという情報について予め押さえておきたいところではないかと思われます。
こちらの記事では、頬の脂肪吸引術後、ダウンタイム期間中に起こる拘縮の特徴や原因、おすすめのケア方法についてご紹介致します。
また、この症例写真のように、糸リフトと組み合わせると小顔効果がさらに期待できます。
拘縮とは?拘縮の原因について
拘縮とは、脂肪吸引の施術後に吸引した箇所の皮膚が凸凹したり、他には皮膚のこわばり・引きつれなどが出現する症状や状態のことをいいます。
拘縮は脂肪吸引を行うことで、今まで脂肪があった場所に空洞が生まれることから、周辺組織がお互いにくっついて空洞部分を埋めようとする過程で起こります。
皮膚が引きつっていたり、凸凹していると、「施術に失敗したのではないか」と心配される方もいらっしゃいますが、拘縮は脂肪吸引後にほとんどの方に見られる正常反応です。時間の経過と共に改善されますのでご安心下さい。
拘縮の改善におすすめのケア方法
マッサージ
術後のマッサージは血行が促進され、拘縮の緩和に効果的です。硬いところを潰していくようなイメージで、指を使ってじっくりとほぐしていきます。
ただし、やみくもにマッサージをすれば良いというわけではありません。あまり力を入れすぎると内出血や痛みを強めてしまう要因になりますので、”痛気持ち良い”と感じる程度に留めるようにされて下さい。
フェイスエクササイズ
拘縮によってツッパリ感のある部位には、皮膚を延ばすようなエクササイズも有効的です。
頬の拘縮の場合、頬の筋肉と繋がっている口輪筋(※口の周りを丸く取り囲む筋肉のこと)を鍛えるフェイスエクササイズがおすすめです。
最近では口輪筋を中心とした表情筋専用のトレーニンググッズなどもありますので、フェイスエクササイズ初心者の方はそのようなアイテムについても是非チェックされてみて下さい。
半身浴
半身浴を行うことで血行が促進され、拘縮部位の回復を早めることができます。
ただし、傷口が塞がっていないと、患部(手術部位)から細菌が侵入して炎症を引き起こす可能性がありますので、施術から1週間後以降を目安に半身浴による拘縮のケアを行うことをおすすめします。
拘縮以外に起こりやすい、脂肪吸引のダウンタイム中の症状
痛み
施術から3日間程度は筋肉痛のような痛みを感じることがあります。
頬の脂肪吸引はお腹や足等のパーツに比べると吸引量が少ないため、それほど強い痛みがでることがありませんが、もし我慢ができないような痛みが生じた場合はクリニックへ足を運び、医師の診察を受けることをおすすめします。
腫れ
頬の脂肪吸引で腫れる原因は施術によって患部がダメージを受け、炎症を引き起こすためです。
腫れを軽減するためにも、フェイスバンドやガードルで患部を圧迫していく方法などもありますので、医師の指示を守って適切に対応してください。
内出血
脂肪吸引による内出血は元々皮下脂肪があったスペースに、施術中や施術後に出た血液が皮膚の表面近くに移動することで生じます。
激しい運動を行ってしまうと、内出血の症状が悪化する恐れがありますので、ダウンタイム期間中はできるだけ安静にお過ごしください。
むくみ
むくみは施術中や施術後に出た血液・リンパ液が原因で生じます。
特に施術直後は水分代謝が低下し、水分を溜め込みやすい状態なので、塩分が多く含まれる食事や飲酒は避けるようにし、代謝を向上する作用があるビタミンB群・亜鉛等の成分を積極的に取り入れると良いです。
頬の脂肪吸引術のダウンタイム期間はいつまで?
頬の脂肪吸引術の場合、ダウンタイム期間は約1カ月程度が目安です。
痛みや腫れは施術当日から3日間程度がピークで、1週間程度経過すれば徐々に軽減されます。それと同時に、または少し遅れてむくみや内出血等の症状が現れ始めます。
むくみ・内出血は約2~3週間程度で軽減され、次に拘縮を経て滑らかな肌質に落ち着いてきたらダウンタイム期間は終了です。
これらはあくまでも目安期間であり、脂肪の吸引量や部位、体質などによっても異なりますので、詳しくはカウンセリング時に医師にご相談下さい。
頬の脂肪吸引の施術でバレないために実践したい対策
ここからは、頬の脂肪吸引の施術でバレないために実践したい、対策についてご紹介致します。
質問された時の理由を考えておく
脂肪吸引をしたことについて直接的には気付かれなくても、表情のぎこちなさなどによって何かしらの違いに気付かれる可能性も考えられますので、万が一質問された時のために予め理由を考えておくと安心です。
頬の脂肪吸引であれば、脂肪吸引がバレてしまわないための対策として「親知らずを抜いた」・「体調不良」などの理由を準備していたり、実際に答えたという方が多い傾向にあります。
痛み止めを服用する
痛みによってバレるケースは稀ですが、痛みは表情のぎこちなさに繋がるため、痛みに弱い方はクリニックから処方される鎮痛剤を用法や用量、服用期間を守りながら正しく服用するようにして下さい。
マスクや帽子で隠す
アイメイクなどのポイントメイクに関しては、施術した翌日より可能ですが、普段通りのメイクは3日間~1週間程度控えて頂く必要があります。
その期間中に外出する際はマスクや帽子で施術部位を隠すことをおすすめします。
ダイエットをしていることにする
見た目に対する変化に気付かれた場合、”ダイエットをしている”と言う理由であれば説得力があります。
スケジュールを調整する
頬の脂肪吸引は、施術から約3日間はテーピングやガードル等で圧迫固定を行う必要があります。
施術の翌日よりお仕事を再開される方も少なくありませんが、人と接する機会が多い接客業の方はスケジュールを調整し、3日間程度を目安にお休みを確保することをおすすめします。
頬の脂肪吸引術の注意点
医師からの注意事項を守る
カウンセリングや術前・術後の診察では、担当の医師から日常生活の過ごし方や避けるべきことについて説明があります。
シャワーや入浴のタイミングや食生活など具体的な指導が行われますので、ダウンタイム期間を短くするためにもしっかりと注意事項を守るようにして下さい。
脂肪の取りすぎ
脂肪吸引は脂肪を沢山取れば取るほど良いと言うわけではありません。過度に取り過ぎてしまうと皮膚がひきつったり、ボコボコとした仕上がりになる可能性があります。
そのようなトラブルを避け、より美しいフェイスラインを叶えるためには、吸引量について見極めることができる、美的センスと高い技術力を持った医師に施術を依頼することが重要です。
フェイスラインのたるみ
基本的には約1ヶ月程度経過すれば、拘縮や新陳代謝によって皮膚が縮んでいくため、たるみの心配をする必要はありませんが、元々皮下脂肪が多い方で脂肪をしっかりと吸引された方の場合、たるみが生じるリスクが高くなります。
カウンセリングではどの程度皮膚が余るかシミュレーションを行うようにし、もし必要であれば糸リフトなどの施術と組み合わせることで、たるみを防ぐ効果が期待できますので、エイジングケアに関する美容医療との併用施術についても検討することをおすすめします。
頬の脂肪吸引術を成功させるために押さえておきたいポイント
症例数を確認する
脂肪吸引を依頼する際、医師のプロフィール欄等に記載されている脂肪吸引の症例数について確認してください。症例数が多い医師はその分、脂肪吸引術に対する知識が豊かで技術力が高いと考えられます。また、口コミや体験談についてもリサーチしておくとより安心ですが、1つの情報を鵜呑みにするのではなく、複数の意見を確認しながら総合的に判断することが大切です。
この症例写真は、小顔脂肪吸引と糸リフトの手術前と1か月の症例写真になります。当院では、多くの症例写真を確認することが可能です。
カウンセリングを丁寧に行っている
脂肪吸引術を成功させるには、医師が丁寧にカウンセリングを行い、お客様の希望や皮膚・骨格の状態について十分に理解した上で施術に臨む必要性があります。
もし不安や疑問点があれば、納得がいくまで、積極的に質問をされることをおすすめします。
リスクを踏まえた説明をしてくれる
施術(手術)後に後悔しないためにも、カウンセリングや診断の際、メリットだけではなく、デメリットやリスクについて説明をしてくれる誠実なクリニックを選ぶことが満足のいくフェイスラインを叶える事に繋がります。
アフターフォローの体制が整ったクリニックを選ぶ
万が一のトラブル発生時に、すぐに対応してくれる体制が整っていれば安心して施術を受けることができますので、カウンセリング時に保証内容や料金の内訳について詳しく質問されることをおすすめします。
頬の脂肪吸引なら東京シンデレラ美容外科へ
東京シンデレラ美容外科では、頬の脂肪吸引の美容整形を多く行っております。
頬の脂肪吸引の正しい情報を分かり易く伝えられるように医師が丁寧にカウンセリングを行っていますので、美容整形が初めての方も、一度当院のカウンセリングにお越しください。
東京シンデレラ美容外科は新宿、池袋、大宮の3院あります。新宿院は新宿駅「B12」出口より徒歩30秒 、池袋院は池袋駅東口より徒歩2分、大宮院は大宮駅西口より徒歩2分にあり、いずれも駅近くでお越しいただきやすいです。
スタッフ一同心よりお待ちしております。
Doctor 本ページの監修医師
小出 真哉 SHINYA KOIDE
小さなコンプレックスが自信をそぎ、考え方や行動までもネガティブにさせてしまう一方でそれを解消できれば自信と活力に満たされ、新しいスタートを切れることを私は知っています。
お客様の最大幸福を提案できるために常に向上心をもって、最新の知見も貪欲に追い求めて参ります。
ぜひ私を上手に利用してください。いつでもお待ちしております。
■ 資格
- 美容外科専門医(JSAS)
- 日本美容外科学会正会員(JSAS)
■ 略歴
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慶應義塾大学医学部医学科卒業
川崎市立川崎病院臨床研修(救急科、麻酔科、外科、形成外科、整形外科) - 慶應義塾大学病院勤務および関連病院への出向
- 湘南美容クリニック入職
- 湘南美容クリニック 川崎院院長就任
- 湘南美容クリニック 大宮院院長就任
- 湘南美容クリニック 新宿南口院院長就任
- 東京シンデレラ美容外科顧問医師就任
- 東京シンデレラ美容外科池袋院院長就任
さまざまな学会の専門医・会員が在籍
下記の資格を持つ医師が在籍しています。
美容外科専門医(JSAS)、日本美容外科学会会員、サーマクール認定医、ベイザー脂肪吸引認定医、日本救急医学会ICLSコース取得、日本美容皮膚科学会正会員
医師紹介ページ医療広告ガイドラインについて
医師監修のもと「医療広告ガイドライン」に従い、以下の2点についてホームページの見直し・改善を適宜行っております。
①体験談の削除
②症例写真を掲載する際、施術内容・施術のリスク・施術の価格などの記載
患者様にはご不便をおかけいたしますが、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。