小顔の女性

顔の脂肪吸引後のマッサージは必要?

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この美容整形のコラムを読むのに必要な時間は約 11 分です。

顔の脂肪が気になるから吸引したいけど、ダウンタイム中にマッサージが必要って本当?」と気になっている方はいらっしゃいますか?
せっかく脂肪吸引をしたなら、その後も正しく過ごして早くスッキリとしたフェイスラインを手に入れたいところです。
そこでこちらのコラムでは顔の脂肪吸引後のマッサージについて詳しく紹介し、ダウンタイムの過ごし方も幅広く解説します。
顔の脂肪吸引後のダウンタイムの過ごし方について知りたい方は、ぜひご覧ください。

顔の脂肪吸引後にはマッサージが必要?

結論から申し上げると、顔の脂肪吸引後のマッサージは、適切に行うと良い効果が出る場合もあります。

この症例写真は、顔の脂肪吸引と糸リフトの手術前と7か月後の症例写真二なります。

小顔脂肪吸引と糸リフトの症例写真
【リスク・副作用】傷・疼痛・腫れ・内出血・ひきつれ・神経障害・吸引部の皮膚が硬くなる・凹凸になるなど

拘縮のケアにはマッサージが効果的

脂肪吸引をした顔をマッサージする目的は、脂肪吸引でできてしまう「拘縮(こうしゅく)」を解消するためです。
顔の脂肪吸引の施術を受けてしばらくしたら、脂肪吸引をした箇所に拘縮という症状が現れることがあります。
脂肪吸引後、皮膚と皮下層を接着させる為に、まずは線維が作られます。 この症状のことを拘縮と言います。
皮膚表面を触ると硬く、デコボコしたように感じます。 放置していても、時間とともに改善しますが、マッサージを行うことでより早くなめらかな皮膚の状態になるという意見もあります。

やり方を間違えると、皮膚のたるみにつながる

拘縮をケアするための、脂肪吸引後のマッサージですが、やり方を間違えてしまうときれいになるどころか、皮膚のたるみにつながるので注意しましょう。
具体的には、拘縮の部分をぐいぐい力強く押したり、痛みが出ているのに押し続けたりすると皮膚のたるみにつながる場合があります。
やり方を間違えてしまわないように、正しいマッサージのやり方を紹介します。

顔の脂肪吸引後のマッサージはいつから?やり方を紹介

それでは早速、顔の脂肪吸引をした後のマッサージについて、行うのに適した時期と正しいやり方を詳しく解説していきます。
間違ったやり方をして、顔の状態が悪化してしまうことがないように、正しい方法をしっかり確認しておきましょう。

脂肪吸引の施術の2〜4週間後からはじめるのが目安

顔の脂肪吸引を行うと、はじめは腫れや炎症が出るため、その時期はまだマッサージを始めるには早いです。
顔の脂肪吸引後のマッサージは、炎症や腫れがおさまってから、具体的には術後2〜4週目から始めるようにしてください。
腫れや炎症が出ている段階で、顔のマッサージを行ってしまうと、炎症を悪化させてしまったり痛みがひどくなったりすることがあるので、注意が必要です。

指の腹で押し込むように優しくマッサージする

顔のマッサージを行う際も、無理のない範囲で、優しく押し込むようにします。ぎゅうぎゅう強く押しすぎて、痛みが出ないように注意してください。
また、揉んだりこすったりするのもよくないので、拘縮の部分が気持ちよくほぐれるように、軽く押すのがおすすめです。

お風呂場で行うと効果がアップ

拘縮が起こっているときは、血行が悪くなっています。お風呂に入りながらマッサージをすることで血行が良くなりしこりが取れやすくなります。
拘縮が起こってでこぼこと硬い感じになっている皮膚の下を、指の腹で優しく押さえつけるようにしてください。
痛みがないぐらいの優しい指圧でほぐすことで、硬くなっている皮膚がつるんとなめらかになっていきます。無理はしすぎないのがポイントです。

顔の脂肪吸引後のマッサージの注意点

顔の脂肪吸引後にマッサージをする場合、注意したいポイントがあるので、改めて詳しく紹介します。
どのようにマッサージしてもいいわけではなく、下手にしてしまうと肌の状態が悪化する可能性もあるので、注意点をしっかりと把握しておくことが大切です。

顔の脂肪吸引後のマッサージの注意点を説明する医師

痛みを感じる部分はマッサージを控える

脂肪吸引後は、しばらく腫れや痛みを感じることがあるため、そこはマッサージをしないように注意してください。
痛みがあると、どうしても早く解消したいと思ってしまいますが、無理をすると悪化してしまう恐れがあります。
痛いということは炎症を起こしているので、それを無理やりほぐそうとするとさらに痛めてしまう原因にもなりかねません。
脂肪吸引後の痛みがある際は、なるべく吸引箇所を触らないようにして、薬を飲みながら対策するのがおすすめです。

マッサージしなくても拘縮は治っていくので無理をしない

ここまで、顔の脂肪吸引後に拘縮が起こった時には、マッサージをするといいとお話してきましたが、マッサージは必ずしもしなくてはいけないものではありません。
マッサージをすることで、拘縮が治まるのが早くなるというだけで、マッサージをしなくても顔の脂肪吸引後の拘縮は次第に治まるものです。
拘縮がどうしても気になって、少しでも早く治ってほしい場合はマッサージをおすすめしますが、無理はしないことをおすすめします。
無理をして力を入れすぎたり、こすってしまったりする方がよくないので、優しく丁寧に行える場合以外はそっとしておく方が安心です。

顔の脂肪吸引後のダウンタイムの経過は?

顔の脂肪吸引後、どのようなダウンタイムを過ごすことになるのか、事前に知っておくのが大切です。
ダウンタイムの経過を知らずに脂肪吸引を行うと、「こんなに腫れるとは知らなかった」「もっと早くきれいになると思っていた」とびっくりしてしまうかもしれません。
以下の内容をチェックして、きちんと把握しておいてください。

顎の脂肪吸引の1週間後、1ヶ月後、3ヶ月後の症例
【リスク・副作用】傷・疼痛・腫れ・内出血・ひきつれ・神経障害・吸引部の皮膚が硬くなる・凹凸になるなど

腫れや内出血は10日ほどで落ち着く

顔の脂肪吸引をした直後は、腫れや痛み、内出血の症状が出ることがあります。
人それぞれ、出る症状や治まるタイミングは違いますが、おおよそ10日程度で落ち着くことが多いです。
とはいえ、10日間のうちにも段々と症状は軽くなるため、ずっと日常生活が送れないことはありません。
人によっては翌日から仕事復帰する人もいますし、2〜3日程度で普通に生活できるようになる人が多いです。

拘縮は半年ほど続くことも

腫れや内出血が引いた後に拘縮がはじまり、これは長いと半年ほど続く人もいます。
この拘縮が続く期間も人それぞれで、3ヶ月程度で治まる人もいれば半年ぐらい気になる人もいるので、ゆったりとした気持ちで付き合うのが大切です。
なかなか治まらないな、と気になり始めたら、前述のマッサージを試してみるのをおすすめします。

顔の脂肪吸引のダウンタイムにマッサージ以外でするべきことは?

顔の脂肪吸引のダウンタイム中、マッサージ以外にもできることがたくさんあります。
せっかくの脂肪吸引の効果を高めるため、またダウンタイムの期間を短縮するために、ぜひできることから始めてみてください。

痛みを感じたら我慢せず薬を飲む

顔の脂肪吸引の直後は、痛みを感じることも多いので、その時は我慢せずに痛み止めを飲むのがおすすめです。
痛み止めは飲みすぎない方がいいと思い込んで、我慢してしまう人がいますが、ストレスを溜めて痛みに我慢していると、治りが悪くなることもあります。
痛みが強くなってから飲んでも効くまでに時間がかかるので、少し痛みを感じた時点で飲んでおくのがおすすめです。
ただし、医師から処方された時に決められた量や間隔はしっかり守って、飲みすぎないようにしてください。

塩分をひかえる

ダウンタイム中に拘縮が起こる頃は、代謝が悪くなり水分を溜め込んでむくみやすくなります。
塩分の多い食事をしてしまうと、さらに代謝を悪化させてむくみの原因になるため、摂取しすぎないのが大切です。
代謝をよくするためには、ビタミンB群や亜鉛をしっかり摂るようにしてください。また、塩分(ナトリウム)を排出する効果が期待できるカリウムなどもおすすめです。

お風呂で血行をよくする

炎症や痛みを感じなくなってからは、お風呂で血行をよくするのがおすすめです。
このコラムで紹介してきたマッサージも、血行をよくして拘縮を解消する方法の一つです。症状が落ち着いて肌がでこぼこしてきたのが気になり出したら試してみてください。
ただし腫れや内出血が出ている時期に血行を良くしてしまうと、かえってダウンタイムが長くなってしまいます。
お風呂でお湯に浸かるのは術後2,3週間は控えた方が良いでしょう。

お風呂上がりの女性

まとめ

こちらのコラムでは、顔の脂肪吸引をした後マッサージをする必要性やマッサージの上手なやり方、注意点などを詳しく紹介しました。
マッサージをすることで、ダウンタイム中の拘縮を早く解消する効果が期待できますが、反面強くやりすぎてしまうと、たるみの原因になることもあるので注意してください。
せっかく顔まわりをスッキリさせられる脂肪吸引なので、早くなめらかな肌になるように、上手にマッサージを取り入れてみてはいかがでしょうか?

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小出 真哉

小出 真哉(こいで しんや) SHINYA KOIDE

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■ 資格

  • 美容外科専門医(JSAS)
  • 日本美容外科学会正会員(JSAS)

■ 略歴

  • 慶應義塾大学医学部医学科卒業
    川崎市立川崎病院臨床研修(救急科、麻酔科、外科、形成外科、整形外科)
  • 慶應義塾大学病院勤務および関連病院への出向
  • 湘南美容クリニック入職
  • 湘南美容クリニック 川崎院院長就任
  • 湘南美容クリニック 大宮院院長就任
  • 湘南美容クリニック 新宿南口院院長就任
  • 東京シンデレラ美容外科顧問医師就任
  • 東京シンデレラ美容外科池袋院院長就任

さまざまな学会の専門医・会員が在籍

下記の資格を持つ医師が在籍しています。

美容外科専門医(JSAS)、日本美容外科学会会員、サーマクール認定医、ベイザー脂肪吸引認定医、日本救急医学会ICLSコース取得、日本美容皮膚科学会正会員

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