眉下切開の施術を受けた女性

眉下切開は若い人には向いていない?眉下切開がおすすめな人と注意点を解説

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この美容整形のコラムを読むのに必要な時間は約 13 分です。

眉下切開は目の下やまぶたのたるみを改善するのに効果的な美容整形手術です。加齢とともに生じるたるみを解消する手術といったイメージがある眉下切開ですが、20~30代の若い人にも効果的なのでしょうか。
今回はそんな疑問にお答えしながら、眉下切開手術について詳しくご紹介していきます。眉下切開がどんな手術なのかやその効果、そして注意点やリスクを解説します。眉下切開に興味がある方や、手術を検討している方は是非最後までご覧ください。

眉下切開

眉下切開は若い人でもできる美容整形

まぶたや眉下のたるみは加齢とともに目立ちやすくなります。そのため眉下切開は40~50代以上の方に推奨されることが多い美容整形手術です。
ただ、これは全く若い人が眉下切開を受けることができないという意味ではありません。実際、若い年齢であっても特定の状況下では、眉下切開が効果的であることがあります。
若い人でも、眼瞼下垂や遺伝的な特徴、慢性的な皮膚の状態などにより、まぶたのたるみや目の開きにくさ、おでこのシワなどに悩んでいる場合があります。これらの症状が日常生活に影響を与えている、または外見状の自信の喪失に繋がってしまっているのなら、眉下切開は有効な解決策となり得ます。

眉下切開

眉下切開の注意点とリスク

眉下切開は外科手術ですので、注意すべき点やリスクももちろん存在します。特に若い人が眉下切開を受ける場合はこれらの注意点やリスクが大きく影響することも。
眉下切開の手術を検討されている方は、以下の注意点とリスクをかならず頭に入れた上で手術を受けるかどうかを決めるようにしましょう。

  • 元に戻せない
  • 傷跡が残る可能性
  • ドライアイになりやすい
  • 左右非対称になる可能性
  • 思ったより変化が感じられない可能性
眉下切開の注意点とリスクを説明している医師

元に戻せない

眉下切開手術はその名前の通り切開をする手術です。手術で取り除かれた皮膚や脂肪は再生しないため、その効果が半永久的に持続するのが魅力ですが、反対に元に戻せないことはデメリットでもあります。もし手術結果に満足できなかった場合でも手術前の状態に戻すことはほとんど不可能になるため、手術前にカウンセリングをしっかり行うなど、思い通りの仕上がりになるように準備を怠らないようにしましょう。

傷跡が残る可能性

眉下切開は、眉毛のラインに沿って切開するなどできるだけ傷跡が目立たないように工夫して手術を行いますが、人によっては傷跡が気になる場合もあります。
特に若い人の場合は、眉毛自体のデザインを変えることも多く、眉毛のラインに沿った切開でも将来的に傷跡が目立ってしまうことも。どの部分を切開するのかについてはよく検討する必要があります。
また、傷跡が残るかどうか、目立ちやすいかどうかについては体質も大きく影響します。ケロイド体質である方は、肥厚瘢痕や感染症を起こしやすく、手術のリスクが高まってしまいます。

ドライアイになりやすい

眉下切開は目が開きやすくなるメリットがある一方で、目が開きすぎることによるドライアイのリスクもあります。これは皮膚や脂肪を過度に除去してしまった場合に起こり、目が乾燥し、かゆみ、赤み、刺激感などの症状を引き起こす恐れがあります。重症化すると視力の低下に繋がることもあり、専門的な治療が必要となります。
ドライアイのリスクを減らすためには、皮膚や脂肪を切除しすぎないことが何よりも重要です。執刀する医師の技術力も影響する場合もある部分ですので、眉下切開の経験が豊富で技術が優れた医師を選び手術を受けるようにしましょう。

左右非対称になる可能性

眉下切開で除去する皮膚、脂肪の量をうまく調節しないと左右非対称の目元になってしまうことがあります。こちらも執刀する医師の技術力に起因する部分で、左右非対称になってしまうリスクを軽減するためには医師選びが非常に重要です。
ただ、医師が適切に処置をしたとしても、完全に左右対称になるわけではないため、事前にその点は心に留めておく必要があります。もちろん当院ではできるだけ左右差がでないように丁寧に手術を行います。
また、若い人が眉下切開を受けると、その後年齢を重ねてたるみが出た時にわずかに左右非対称になることがあります。ただ、人の顔、そして目元はもともと非対称にできているため気になる程度ではないことがほとんどです。将来どのようにたるんでくるのか、左右差が出るのかが気になる方は手術の前に医師に相談するようにしましょう。

思ったより変化が感じられない可能性

眉下切開はたるんだ部分の皮膚、脂肪のみを切除する整形手術のため、他の目元の手術と比べると変化が感じられないことがあります。自然な仕上がりで、整形したことがバレにくいのがメリットとも言えますが、手術を受けた方の中には思ったような効果が実感できない方もいらっしゃいます。
このようなイメージ違いを起こさないためには、手術前のシミュレーションが非常に大切です。悩みや理想の仕上がりを医師としっかりと共有することでイメージ通りの仕上がりを目指すことができます。
また、目元の状態によっては眉下切開以外の方法が有効な場合もあります。下記で眉下切開以外の手術についてもご紹介しているので、是非参考にしてみてください。

眉下切開

そもそも眉下切開とは

眉下切開は目元、まぶたのたるみ、腫れを解消するための美容整形手術です。眉毛の下部に沿って皮膚を切開し、余分な皮膚や脂肪を取り除き、その後皮膚を引き締めて縫合します。眉下切開は「眉下リフト」と呼ばれることもあり、どちらも同じ手術方法となります。
目元の重たさを改善でき、手術を行うことで若々しく明るい印象へと導くことができます。二重のラインをはっきりさせることもできるため、二重整形手術と並行して行われることもあります。

この症例写真は、眉下切開の手術前と3ヶ月後の症例写真です。

眉下切開の手術前と3ヶ月後の症例写真
【リスク・副作用】傷・むくみ・目がゴロゴロする・しびれ・傷痕のもり上がり・凹み ・色素沈着等

眉下切開

眉下切開の効果

眉下切開をすると具体的にはどのような効果が得られるのでしょうか。眉下切開の主な効果は以下の通りです。

  • まぶたがすっきりとする
  • 二重幅が広がる
  • 目が開きやすくなる
  • おでこのシワ改善

それぞれの効果について詳しくみていきましょう。

眉下切開の効果を説明する看護師

まぶたがすっきりとする

眉下切開ではまぶたのたるみを改善し、より若々しく見える目元を作り出す効果があります。まぶたの余分な皮膚や脂肪を取り除くことで、まぶたをすっきりと引き締めることが可能となります。
たるんだまぶたは目全体の印象を老けて見せ、また視野を狭める原因ともなります。眉下切開術によってこうした問題が改善されると、目が大きく開くようになり、視界も広がるとともに、全体的に若々しい印象を取り戻すことができます。

二重幅が広がる

余分な皮膚や脂肪が二重のラインに被ってしまい、奥二重になっている方は眉下切開をすこなうことで二重幅が広がり、ぱっちりとした二重にすることができます。
二重の幅が広がることで目の形状がより明確になり、目全体を大きく見せることが可能です。
加齢により二重のラインが目立ちにくくなってしまった方や、奥二重・一重になった方が眉下切開手術を受けると目の印象が変わりやすくなります。

目が開きやすくなる

まぶたのたるみの程度が強いと、視界を妨げてしまい日常生活に支障が出ることもあります。眉下切開でたるみを除去することにより、目が開きやすくし視界を広げることができます。
視界が悪いと、目に力が入ってしまうため目が疲れやすくなったり、頭痛が起こりやすい状態になることが多いです。眉下切開をすることでそういった症状の改善も期待できます。

おでこのシワ改善

さらに、眉下切開術は額や眉間のシワを改善する効果もあります。まぶたや眉下の皮膚がたるんでいると、無意識の内におでこを引き上げて目を開けている方が多いです。この手術でまぶたや眉下の余分な皮膚を取り除き、皮膚を引き締めることで、自然と額のシワや眉間のシワが薄くすることができます。おでこのシワが改善すると、全体的な顔の表情が柔らかく見え、若々しい印象を取り戻すことができます。

眉下切開

眉下切開はこんな方に向いています

上記でご紹介した効果を踏まえて、眉下切開は特に以下のような方におすすめな整形手術と言えます。

  • まぶたがたるみ、老けた印象を与えると感じる方
  • 二重の幅が狭く、目が小さく見えると感じる方
  • 目を開けるのが困難、またはまぶたが重いと感じる方
  • おでこのシワに悩んでいる方

まぶたや眉下のたるみは目元の印象に直結します。また、まぶたや眉下の皮膚や脂肪が厚く、二重のラインを隠してしまっている場合は、実際よりも目が小さく見えることがあります。眉下切開はそんなお悩みの解消にも効果が期待できる手術です。
さらに、眉下切開はまぶたの重さが原因で、おでこや目に無意識に力を入れる癖がある方にも効果的な手術です。視界の悪さ、力を入れてしまうことによる頭痛や吐き気といった症状の改善が期待できます。

眉下切開

眉下切開以外の方法も

眉下切開の他にもまぶたのたるみや厚さの改善に効果があるのが以下のような整形手術です。

  • 上まぶたのたるみ取り
  • 切開法による二重手術
  • 眼瞼下垂手術

それぞれの手術方法と、眉下切開との違いについてご紹介します。

上まぶたのたるみ取り

上まぶたのたるみ取りは、二重のラインに沿って切開し、余分な皮膚と脂肪を除去する手術です。眉下切開と似た原理ですが、切開する場所が違うのが特徴です。奥二重が気になる方や、二重のラインや幅をくっきりとさせ広げたい方に向いている手術法です。

切開法による二重手術

二重にしたい方は、切開法による二重手術がおすすめです。二重手術には主に、糸で皮膚を留めることで二重を作る埋没法と切開し縫合することで二重を作る切開法の二つがあります。
切開法は縫合する前に余分な皮膚や脂肪を切除するため、すっきりとした二重を作りやすく、人形のようなぱっちりとした目元に導くことができます。目元の重たさも同時に解消でき、後戻りもしにくくその効果は半永久的に持続します。

全切開法と眼瞼下垂と眉下切開の症例
【リスク・副作用】傷・むくみ・目がゴロゴロする・しびれ・傷痕のもり上がり・凹み ・色素沈着等

切開法による二重手術

眼瞼下垂手術

眼瞼下垂はまぶたが垂れることで視界を遮る症状のことを指します。眼瞼下垂は先天性と後天性があり、後天性の場合は加齢やコンタクトの長期使用が原因でこの症状が引き起こされます。
そんな眼瞼下垂の改善に効果的なのが、上眼瞼挙筋を縫いとめる手術です。眉下切開とは異なり、筋肉にアプローチし眼瞼下垂の根本的な要因を治療することができるのが大きな魅力です。
まぶたのたるみで視界が狭くなっている方は眼瞼下垂である可能性も考えられるので、症状が気になる方は医師に相談して診断を受けるようにしてください。

たるみ取り併用全切開法二重術と眼瞼下垂と他院修正を受けた20代女性の1ヶ月後の症例写真
【リスク・副作用】傷・むくみ・目がゴロゴロする・しびれ・傷痕のもり上がり・凹み ・色素沈着等

眼瞼下垂手術

眉下切開なら東京シンデレラ美容外科へ

東京シンデレラ美容外科では、眉下切開の美容整形を多く行っております。
眉下切開の正しい情報を分かり易く伝えられるように医師が丁寧にカウンセリングを行っていますので、美容整形が初めての方も、一度当院のカウンセリングにお越しください。
東京シンデレラ美容外科は新宿、池袋、大宮の3院あります。新宿院は新宿駅「B12」出口より徒歩30秒 、池袋院は池袋駅東口より徒歩2分、大宮院は大宮駅西口より徒歩3分にあり、いずれも駅近くでお越しいただきやすいです。

スタッフ一同心よりお待ちしております。

東京シンデレラ美容外科の看板

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患者様お一人おひとりの様々なご要望やご事情を丁寧に伺い、最適な施術をご提案させていただきます。
もしもご提案の中で不要と感じる施術がございましたら、遠慮なくお申し付けくださいませ。

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Doctor 本ページの監修医師

吉原 伯

吉原 伯(よしはら のり) NORI YOSHIHARA

美容外科医として、培ってきた技術と美的センスを皆様にご提供いたします。
その中で、あなたのご希望に合うものを一緒に選んでいきましょう。
外見だけでなく、あなたの内面を輝かせるお手伝いが出来ればと思っています。
どこが気になりますか?どのようなお悩みもまずは、ご相談にいらしてください。

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■ 資格

  • 美容外科専門医(JSAS)
  • サーマクール認定医
  • ベイザー脂肪吸引認定医
  • 日本救急医学会ICLSコース取得
  • 日本美容外科学会正会員(JSAS)
  • 日本美容皮膚科学会正会員

■ 略歴

  • 神戸大学医学部医学科卒業
    医療法人社団愛友会 上尾中央総合病院勤務
    (麻酔科、皮膚科、形成外科)
  • 湘南美容クリニック新宿本院、大宮院 勤務
  • 湘南美容クリニック大宮院院長就任
  • 早稲田大学大学院卒 MBA修了
  • 湘南美容クリニック新宿南口院院長就任
    SBCメディカルグループ統括院長補佐就任
  • SBCメディカルグループ代表補佐就任
  • 東京シンデレラ美容外科新宿院院長就任
  • 医療法人社団東新会理事長就任

さまざまな学会の専門医・会員が在籍

下記の資格を持つ医師が在籍しています。

美容外科専門医(JSAS)、日本美容外科学会会員、サーマクール認定医、ベイザー脂肪吸引認定医、日本救急医学会ICLSコース取得、日本美容皮膚科学会正会員

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