ほうれい線を改善した女性

リフトアップでほうれい線は改善できる?

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加齢とともにいつの間にか目立ってきたほうれい線は、リフトアップ手術を受けることで改善を目指せます。
しかし、リフトアップ手術にはいくつかの種類があり、それぞれに異なった特徴を持っているため、まずはそれらの特徴を知っておく必要があるのです。
こちらの記事では、ほうれい線ができる原因と、ほうれい線を改善するための施術をご紹介しています。

リフトアップを受ける前に。知っておきたいほうれい線ができる原因

ほうれい線ができる原因はひとつではないため、まずは何が原因でほうれい線ができているのかを知っておく必要があります。
なぜならば、生活習慣の中にほうれい線の原因があるとすれば、リフトアップ手術を受けるだけでなく、その生活習慣も改善しておかなくてはならないからです。
それでは、ほうれい線ができる原因から見ていきましょう。

ほうれい線にヒアルロン酸に注入した手術前と1週間後の症例写真
【リスク・副作用】内出血・腫れ・赤み・むくみ・痛み・塞栓など

皮膚のたるみ

年齢によって皮下のコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸が減少すると、皮膚は弾力や水分をキープできなくなり、たるみが生じます。
そして、皮膚のたるみとともに頬の脂肪が下垂してくると、それに伴い法令線が目立ってくることになるのです。

筋肉の衰え

頬には何種類もの表情筋が存在し、皮膚や脂肪を支えています。
そして、表情筋をあまり使わずに過ごしていると、20代、30代という若い年代の方でもほうれい線が目立ってくることがあるのです。
特に普段から表情の変化が少ない方は、筋肉の衰えによるほうれい線に注意しなければならないでしょう。

年齢による骨格の変化

骨は年齢とともに変化し、骨自体が細くなってくると、頬の骨格にも変化が見られ、その影響を受けてほうれい線が目立ってくることがあります。

頬のむくみ

塩分の摂取量が多いと、水分代謝が鈍り、それに伴って頬にむくみが見られることがあります。
そして、水分が溜まることでほうれい線が目立つことになるわけですが、この状態は長時間のスマートフォンやパソコンの操作で起こることもあるのです。
たとえば、うつむき姿勢でスマートフォンやパソコンを長時間操作していると、何となく頬が重く感じることはないでしょうか。
これこそが、頬にむくみが生じている証拠なのです。
頬のむくみは、塩分の過剰摂取を控える、スマートフォンやパソコンの使用時は姿勢に注意する、リンパを流して代謝を促すなどで改善できる場合があります。

リフトアップでほうれい線を改善!手術と施術をご紹介

ほうれい線の原因は、加齢と生活習慣にありますが、いずれの場合でも、リフトアップ施術を受けることで改善することが可能です。
それでは、5種類のリフトアップ施術をご紹介しましょう。

ほうれい線にヒアルロン酸を注入しているところ

ヒアルロン酸注入

ヒアルロン酸を注入して、ほうれい線の溝を埋める方法で、深い溝になってしまったほうれい線でも、この施術を受けることで改善できます。
ヒアルロン酸注入にはダウンタイムがほとんどないため人気の施術となっていますが、実は、メリットもデメリットもあるのです。 

ヒアルロン酸注入

メリット

ヒアルロン酸注入は、注射で施術を受けられるほか、その場でほうれい線改善効果を実感しやすいというメリットがあります。
また、この施術では、注射針のチクッとした痛みは感じますが、それ以外はヒアルロン酸が注入される際に少々違和感を覚えるくらいのもので、特に大きな痛みを感じる心配がありません。
さらに、ヒアルロン酸の注入量は自由に調節できるため、浅いほうれい線から深いほうれい線まで対応できるというメリットもあるのです。

デメリット

ヒアルロン酸注入でほうれい線を改善すると、それだけで若々しい印象にはなりますが、頬自体が持ち上がるわけではないので、リフトアップ効果という点ではあまり効果を実感できない可能性があります。
また、ヒアルロン酸の持続効果は数か月~2年程度と短いため、施術を受け続けないと美しい形状を維持できないというデメリットもあります。

ハイフ(HIFU)

ハイフ(HIFU)とは、高密度焦点式超音波治療法を意味し、特殊な超音波をお肌の深部に送り届けることでリフトアップを可能にする施術です。
また、ハイフ(HIFU)は薬剤を注入したり皮膚を切開したりすることなく受けられる施術であるため、ダウンタイムがほとんどなく、学校や仕事を休めない方でも受けやすいという特徴があります。

ハイフ(HIFU) ウルトラフォーマーⅢ

メリット

ウルトラフォーマー3のようなハイフのいちばんのメリットは、化粧品が浸透することのできない肌の真皮層や、脂肪層、筋膜といった皮下組織に熱エネルギーを与えることで、たるみとしわの同時改善を狙えるという点です。
また、ナチュラルにリフトアップが可能なので、周囲に施術を受けていることがバレにくいというメリットもあるのです。
ハイフの効果の現れ方には個人差があり、1回の施術で効果を実感できるお客様もいますが、定期的に複数回受けることで、より効果を実感することが可能です。
周囲にバレることなく自然にリフトアップしたい方にはおすすめの施術です。

デメリット

先ほどご説明したように、ハイフは定期的に複数回受けることで、より効果を実感することが可能です。
そのため、他の施術と比較した場合では、少々割高になる可能性があるというデメリットがあるのです。
また、使用する機械にもよりますが、即効性があるというより、数ヶ月後から効果が現れる場合もございます。
つまり、即効性を求める方には不向きな施術になります。

ショッピングリフト

美容鍼(びようばり)と呼ばれる施術で、非常に細い針を用いて極細糸を皮下に挿入する施術です。
この施術では、極細糸を埋め込むことで糸の周りの皮下組織のコラーゲン再生を促進させ、しわを軽減したり、リフトアップ効果やほうれい線を改善する効果が得られます。
また、ショッピングリフトはショッピングを楽しむかのように気軽に受けられる施術であることから、このネーミングになったとされています。

ショッピングリフト

ショッピングリフト

メリット

ショッピングリフトは短時間で受けられる手術で、しかもダウンタイムがほとんどないというメリットがあります。
また、針を刺して抜くだけという簡単な手術であることから、痛みをほとんど感じることなく受けられるというメリットもあるのです。

デメリット

ショッピングリフトで得た効果の持続期間は、約半年〜1年程度とされているため、効果が消失した時点で再度施術を受けなければならないというデメリットがあります。
また、深くなっているほうれい線の溝を完全に解消できない可能性もあるため、どちらかというと、浅いほうれい線改善に適しているといえるでしょう。

フェイスリフト

フェイスリフトとは、耳の付け根に沿って皮膚を切開し、たるみの原因である余分な皮膚を切除することでリフトアップを可能にする手術です。
つまり、たるんだ皮膚を取り除くことで皮膚が引っ張り上げられて、ほうれい線を薄くできる手術だということなのです。
また、皮膚の切開や切除というと、大きな傷跡が残りそうで心配になる方がいますが、目立たない部分の皮膚を切開するため、時間の経過とともに傷跡はほとんど目立たない状態に回復します。

フェイスリフト

メリット

フェイスリフトの最大のメリットは、効果が半永久的に持続するという点です。
ヒアルロン酸やショッピングリフト、糸リフトなどの施術では半永久的な効果を期待できませんがフェイスリフトなら、1度手術を受けてしまえば長期に渡って美しい形状を期待できるのです。
つまり、再手術を受ける必要がほぼないということですね。
また、糸リフトでは切除する皮膚の量を調節できるため、軽いたるみから重度のたるみにまで対応できるというメリットもあります。
しっかりとリフトアップをしてほうれい線を薄くしたいなら、フェイスリフトが最もおすすめできるでしょう。

デメリット

フェイスリフトのデメリット、それは、他の手術や施術よりもダウンタイムが長いという点にあります。
ダウンタイム期間については個人差がありますが、手術後1週間程度は腫れや内出血、赤みが見られます。
また、手術を受けた切開部分の傷跡が数か月間残る可能性も否定できません。
つまり、完成形になるまでには少々時間がかかる可能性があるということなのです。
ダウンタイムの考え方については人それぞれではありますが、半永久的なリフトアップ効果でほうれい線を改善出来るという点で考えるなら、検討する価値がある手術だといえるでしょう。

糸リフト

コグと呼ばれるトゲが付いた糸を皮下に通してリフトアップを実現する手術です。
糸リフトでは、ショッピングリフトのように短くて細い糸を挿入するのではなく、主にこめかみ部分からフェイスラインにかけて糸を通し、たるみを引き上げるという違いがあります。
そのため、ショッピングリフトでは実現できなかった、深いほうれい線の改善にも対応できるという特徴があるのです。

この症例写真は、糸リフトの手術前と1週間後の症例写真になります。1週間後には、綺麗なフェイスラインになっております。

糸リフトの手術前と1週間後の症例写真
【リスク・副作用】傷・疼痛・腫れ・内出血・ひきつれ・神経障害など

糸リフト

メリット

糸リフトでは、お客様の状態やご希望に合った糸を選定して皮下に挿入するため、希望通りの仕上がりを実現しやすいというメリットがあります。
また、手術時間が短く、美容整形の中では比較的ダウンタイムが短いという点も、糸リフトのメリットとして捉えることができるでしょう。
さらに、自然な仕上がりを期待できるため、周囲に手術を受けたことがバレにくいというメリットもあるのです。
糸を挿入した部分には、しばらく挿入時の跡が残りますが、髪の近くから糸を入れるため、傷跡が残ったとしても目立ちにくいという特徴があります。

デメリット

糸リフトでは、糸の種類や挿入本数を決めてから手術を受けられますが、お客様の状態に対して適切な糸を使用しなかった、本数が不足していたなどの場合では、ほうれい線改善の効果を実感しにくくなる場合があります。
また、糸リフトには半永久的な効果を期待できないため、効果が消失した時点で再手術を受けなければならないというデメリットもあるのです。
とはいえ、テスリフトなどの糸リフトは約12ヶ月かけて体内に吸収されます。とりあえずほうれい線を薄くしたいという方にはおすすめできる手術だといえるでしょう。

リフトアップなら東京シンデレラ美容外科へ

東京シンデレラ美容外科では、リフトアップの美容整形を多く行っております。
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東京シンデレラ美容外科は新宿、池袋、大宮の3院あります。新宿院は新宿駅「B12」出口より徒歩30秒 、池袋院は池袋駅東口より徒歩2分、大宮院は大宮駅西口より徒歩3分にあり、いずれも駅近くでお越しいただきやすいです。

スタッフ一同心よりお待ちしております。

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Doctor 本ページの監修医師

小出 真哉

小出 真哉(こいで しんや) SHINYA KOIDE

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■ 資格

  • 美容外科専門医(JSAS)
  • 日本美容外科学会正会員(JSAS)

■ 略歴

  • 慶應義塾大学医学部医学科卒業
    川崎市立川崎病院臨床研修(救急科、麻酔科、外科、形成外科、整形外科)
  • 慶應義塾大学病院勤務および関連病院への出向
  • 湘南美容クリニック入職
  • 湘南美容クリニック 川崎院院長就任
  • 湘南美容クリニック 大宮院院長就任
  • 湘南美容クリニック 新宿南口院院長就任
  • 東京シンデレラ美容外科顧問医師就任
  • 東京シンデレラ美容外科池袋院院長就任

さまざまな学会の専門医・会員が在籍

下記の資格を持つ医師が在籍しています。

美容外科専門医(JSAS)、日本美容外科学会会員、サーマクール認定医、ベイザー脂肪吸引認定医、日本救急医学会ICLSコース取得、日本美容皮膚科学会正会員

医師紹介ページ

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