顔のたるみやシワに対する美容医療として、近年大きな注目を集めているのが、「ハイフ(HIFU) 」治療。ハイフ(HIFU) ウルトラフォーマーⅢはその中でも特に人気のマシンです。
ハイフ(HIFU)とは、High Intensity Focused Ultrasoundの略称で「高密度焦点式超音波治療法」を意味します。
化粧品が浸透することのできない肌の真皮層や、脂肪層、筋膜といった皮下組織に熱エネルギーを与える施術ですので、気になるたるみやシワの原因に直接アプローチすることが可能です。
ハイフの仕組み
ハイフは、機器の先端に取り付けたカートリッジから、皮下組織に向けて超音波を照射する治療です。
皮膚の表面にダメージを与えることはなく、照射された超音波は肌の真皮層や筋膜組織の1点に集束されます。
集束された超音波は瞬間的に65～75℃程度の高温で皮下組織を温め、熱凝固ゾーンを形成します。
この熱凝固によって皮下組織は一度破壊されますが、コラーゲンやエラスチンを生成する繊維芽細胞の動きを活発化させますので、シワやたるみに負けない若々しい肌を創り出すことができるようになる効果に期待できます。
ハイフ(HIFU) ウルトラフォーマーⅢの効果
ウルトラフォーマーⅢはハイフ治療の最新機器で、配布先端に取り付けるカートリッジを1.0㎜、3.0㎜、4.5㎜という3種類の中から使い分けることが出来ますので、お客様一人ひとりのたるみの原因やシワの状態に合わせて、真皮層や脂肪層、筋膜のそれぞれの層にピンポイントで超音波を照射することが可能です。
照射時に少しお痛みがございますが、ダウンタイムもほぼないため、初めての美容医療や気軽なプチ整形におすすめの施術です。
一口に顔のたるみやシワといっても、お客様ごとにその要因や程度は違います。
当院では施術前の無料カウンセリングにて、お客様お一人お一人の肌の状態やライフスタイルを確認し、より効果的なハイフ治療を提案させていただいております。
細胞の老化VSハイフ
私たちの肌を支えたり、ハリや弾力を維持しているのは、肌の真皮層にあるコラーゲンやヒアルロン酸、エラスチンなどの美容成分です。
これらの美容成分は繊維芽細胞という細胞内で生成されますが、細胞は一定の回数の分裂を繰り返すとその機能を失ってしまいます。
これがいわゆる「細胞の老化」と呼ばれる現象です。
老化してしまった細胞内では健康的で若々しい肌を維持するコラーゲンやヒアルロン酸、エラスチンなどの美容成分を生成する機能が失われてしまいますので、支え切れなくなった肌の表面にシワやたるみなどの症状が発生してしまいます。
ハイフ治療は肌の真皮層に超音波を照射することによって、繊維芽細胞の生まれ変わり生成をサポートし、美容成分の生成機能を刺激することができる有効な治療法です。
筋力の衰えVSハイフ
顔の筋膜部分である表情筋も、体内の他の筋肉と同じく加齢によって衰えてしまいます。
特にマスク生活の長期化や、スマートフォンやパソコンを長時間眺める現代のライフスタイルは、表情筋の正常な動きを阻害してしまっています。
一度衰えてしまった表情筋を鍛えることは非常に難しいですので、普段から意識して表情筋を鍛えるとともに、ハイフをSMAS(スマス)と呼ばれる表情筋や筋膜、そして腱膜を含んだ一連の膜様組織に照射することで、肌の内部からお顔全体をリフトアップする治療が効果的です。
紫外線ダメージVSハイフ
意外に思われるかもしれませんが、紫外線のダメージが蓄積することで、お顔のたるみやシワが形成されてしまいます。
紫外線の中に含まれるUV‐Aという光は、肌の真皮層にまで到達し、繊維芽細胞内のテネイシンCをというタンパク質を減少させることが分かっています。
テネイシンCの減少により働きが鈍化した線維芽細胞は、コラーゲンやその他の美容成分を生成することが出来なくなってしまいます。
顔のたるみやシワを防止する観点からも紫外線ケアを徹底するとともに、紫外線ダメージによって鈍ってしまった繊維芽細胞の働きを、ハイフ治療によって正常な働きに戻すことが重要です。
ピンポイントに部分痩せを狙う
ハイフを体の脂肪が気になる箇所に照射することで、高密度の超音波熱エネルギーが脂肪細胞を破壊してくれるので、ピンポイントで切らずに部分痩せをすることが可能です。
しかも、ウルトラフォーマーⅢは二の腕、上腹部、下腹部、ウエスト、太もも、副乳、膝上など体のほとんどの部分に対応しているので、なかなか痩せづらかった気になる部分をピンポイントに照射することが可能です。
破壊された脂肪細胞は、時間とともに体外へ排出されます。
皮膚表面や筋肉などにダメージを与えずに、脂肪細胞がある層のみに正確にアプローチできる点もウルトラフォーマーⅢの特徴です。
※ハイフボディは大宮院限定になります。
※上記項目の日数やダウンタイム等は目安となります。施術方法や個人の体質によって異なります。
ハイフ(HIFU) ウルトラフォーマーⅢのダウンタイム
ハイフ(HIFU)の治療後のダウンタイムはほとんどありません。
若干の赤みや腫れを感じられる方もいらっしゃいますが、1週間以内には改善いたします。
しかしながらハイフを照射した後の肌は、ダメージを受けたことで普段よりも敏感になっている可能性がございます。
- 洗顔は泡で優しく、なるべく肌をこすらないように行う
- 保湿は普段以上に丁寧に時間をかけて行う
- 外出時はもちろん、室内でも紫外線対策を徹底する
など、普段よりもお肌をいたわっていただけると、よりダメージからの回復がスムーズです。
ハイフ(HIFU) ウルトラフォーマーⅢ のリスクと副作用
ハイフ(HIFU)の施術後は、患部の腫れやふくらみ、赤み、むくみ、火傷ににた症状などの副作用が生じるリスクがあります。
また肌の内部に軽い筋肉痛のような症状を感じる場合がございます。
ハイフ(HIFU)治療を受けていただくことが出来ない方
- ペースメーカー、シリコン、インプラント、金属糸、金属プレートなどを体内に埋込んでいらっしゃる方
- 他の美容治療でシリコンを皮下に挿入されている方
- ヒアルロン酸注入などの治療を１週間以内に受けられた方
- 糖尿病や心臓疾患をお持ちの方
- 発熱や感染症への罹患などの症状を発症されている方
- 治療を希望される部位に、重度の皮膚疾患をおもちであったり、ケロイド体質でいらっしゃる方
- 妊娠中もしくは妊娠の可能性がある方
- 以前、麻酔によってアレルギーやショック症状をおこされた方
上記に当てはまる方は、ハイフ治療を受けていただくことができない可能性があります。
問診時に確認させていただきますのでご安心下さい。
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Doctor 本ページの監修医師
吉原 伯 NORI YOSHIHARA
美容外科医として、培ってきた技術と美的センスを皆様にご提供いたします。
その中で、あなたのご希望に合うものを一緒に選んでいきましょう。
外見だけでなく、あなたの内面を輝かせるお手伝いが出来ればと思っています。
どこが気になりますか？どのようなお悩みもまずは、ご相談にいらしてください。
■ 資格
- 美容外科専門医（JSAS）
- サーマクール認定医
- ベイザー脂肪吸引認定医
- 日本救急医学会ICLSコース取得
- 日本美容外科学会正会員(JSAS)
- 日本美容皮膚科学会正会員
■ 略歴
-
神戸大学医学部医学科卒業
医療法人社団愛友会 上尾中央総合病院勤務
（麻酔科、皮膚科、形成外科） - 湘南美容クリニック新宿本院、大宮院 勤務
- 湘南美容クリニック大宮院院長就任
- 早稲田大学大学院卒 MBA修了
-
湘南美容クリニック新宿南口院院長就任
SBCメディカルグループ統括院長補佐就任 - SBCメディカルグループ代表補佐就任
- 東京シンデレラ美容外科新宿院院長就任
- 医療法人社団東新会理事長就任
- 東京シンデレラ美容外科グループ代表
さまざまな学会の専門医・会員が在籍
下記の資格を持つ医師が在籍しています。
美容外科専門医（JSAS）、日本美容外科学会会員、サーマクール認定医、ベイザー脂肪吸引認定医、日本救急医学会ICLSコース取得、日本美容皮膚科学会正会員
医師紹介ページ医療広告ガイドラインについて
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