鼻筋を高くする手術
ツンとした美鼻
鼻の美容整形
美容整形の中でも、鼻についてお悩みをもつお客様は多いです。
鼻の整形では、鼻の高さや形を自由に変えることができます。
鼻を小さくする手術や鼻先を高くする手術など、手術タイプには様々なものがあります。
ここでは「鼻筋を高くする手術」を集中的にご紹介します。
鼻筋を高くする手術とは
鼻は顔の中央に位置するパーツで、顔の印象を左右しています。
鼻の中でも「鼻筋」は鼻全体の印象を決める重要な部分です。
鼻筋が通っていないと鼻全体が低く見えてしまう一方、鼻筋を高くすれば陰影が出て、鼻が高く見えます。
鼻筋を高くする手術としては、「切る手術」と「切らない手術」の大きく2つに分類することができます。
切る手術は、メスを使用して切開をしてプロテーゼなどを挿入する手術であり、切らない手術とは、ヒアルロン酸注入など、メスで切開を行わない手術のことをいいます。
シリコンプロテーゼとは
シリコンプロテーゼとは、シリコン製の人工軟骨（プロテーゼ）を挿入することで、鼻に高さを出す美容整形です。
シリコンプロテーゼは、主に鼻筋に高さを出すことを目的に挿入しますが、鼻の形を整える為に使用する場合もあります。
素材は医療用のシリコンが使用されています。
シリコンプロテーゼは非常に安全性の高い物質ですので、安全に使用していただくことができます。
鼻は動かす（さわる触る）ことが多い部分であるため、骨に負担をかけないように、適度に柔らかい素材が使用されているのが特徴です。
シリコンプロテーゼは皮膚によくなじむ馴染むため、見た目では全く違和感がなく、自然な仕上がりになるのが大きなメリットです。
シリコンプロテーゼの特徴
シリコンプロテーゼは、ヒアルロン酸と違い、体内に吸収されてしまうことはありません。
一度挿入したら体内に残るため、半永久的な効果が期待できます。
一般的なヒアルロン酸注入で鼻筋に高さを出そうとすると、注入量にもよりますが、ヒアルロン酸が横に広がってしまう可能性があります。
しかし、プロテーゼを挿入する場合は、「幅を出さずに高さだけを出すことができる」という大きなメリットがあります。
シリコンプロテーゼの挿入は、「切る美容整形」に分類されますが、正面から見えない箇所を切開するため、手術の傷跡が目立たないのも特徴です。
I字シリコンプロテーゼ
シリコンプロテーゼには、I字型とL字型の２つの型があります。
I字型プロテーゼはアルファベットの「I」の形を、L字型プロテーゼはアルファベットの「L」の形をしています。
それぞれに特徴はありますが、当院では安全面を考慮して「I字型」を使用しています。
I字型とL字型のプロテーゼについて日本美容外科学会専門医の吉原院長が美容整形が初めての方にも分かり易く動画で解説しています。
I字型プロテーゼとL字型プロテーゼの違い
I字型プロテーゼは、鼻の付け根から鼻尖にかけて鼻筋背を高くしていきます。
鼻先に負担がかかりにくいという特徴があります。
一方、L字型プロテーゼは、鼻先までを同時に高くしていきます。
L字型は鼻先まで高くする（細くする）ことができますが、鼻先の皮膚が薄くなってしまう可能性があり、鼻への負担が大きいことが知られています。
鼻や体への負担が大きく、仕上がりが不自然になってしまう可能性も大きいため、当院では「L字型」は使用しておりません。
一方、I字型は自然な仕上がりが期待できるだけではなく、身体的な負担も少ないため、当院をはじめさまざま始め、様々なクリニックがI字型プロテーゼを採用しています。
オーダーメイドのプロテーゼ
当院では、既製のシリコンプロテーゼをそのまま使用するのではなく、カウンセリングを通じて、お客様のお悩みやご希望をお聞きし、オーダーメイドの形に加工したものを使用させていただいております。
また、シリコンプロテーゼにはオープン法とクローズド法の2種類がありますので、ご希望に合わせて選択していただくことが可能です。
さらに、当院では、他院で手術されたシリコンプロテーゼの除去にも対応しております。
除去だけでなく、修正なども可能ですので、シリコンプロテーゼにお悩みやご質問がある方は、まずはお気軽にご相談下さい。
シリコンプロテーゼ手術の詳細
- 施術時間
- 約30分
- 通院回数
- 1回
- 抜糸
- 1週間後
- テープ固定
- 2日目まで着用（3日目以降はお客様ご自身で外してください）
- メイク
- 洗顔：当日不可（48時間は固定部以外可）
- シャンプー
- 当日不可（24時間～48時間は鼻を触らなければ可能）
- 入浴（お湯につかる
- 7日間不可（1週間からは可能）
- ダウンタイム
- 1〜2週間
- 施術の価格（税込）
- シリコンプロテーゼ 128,000円
オーダーメイドプロテーゼ 200,000円
- モニターの価格（税込）
- シリコンプロテーゼ 88,600円
オーダーメイドプロテーゼ 140,000円
シリコンプロテーゼの副作用とリスク
だるさ、熱感、頭痛、じんましん、かゆみ、むくみ、発熱、咳、鼻筋の違和感、異物感などが出る、鼻閉感が出る、鼻尖、鼻翼、鼻骨、わし鼻、仕上がりがイメージと異なる、鼻筋が曲がったと感じるなどを生じることがあります。
シリコンプロテーゼの手術方法
シリコンプロテーゼの挿入法には、オープン法とクローズド法の2種類があります。
どちらも手術法にもメリットとデメリットがありますので、カウンセリングや問診を通じて最適な手術をご提案させていただきます。
オープン法
鼻柱の目立たない箇所を51mm程度切開し、皮膚をめくり開きます。
鼻の骨に沿って、プロテーゼをまっすぐになるように挿入していきます。
切開した箇所は、医療用の糸を使用して、傷口が目立たなくなるよう丁寧に縫合します。
麻酔を注射するため痛みはありません。
安心して手術を受けていただくことが可能です。
クローズド法
麻酔を注射後、鼻の穴の中にメスを入れ、上側を切開していきます。
プロテーゼが通りやすいよう、切開部分を剥離し、骨に沿ってプロテーゼをまっすぐになるように挿入していきます。
鼻の中の切開した箇所を医療用の糸で縫合します。
鼻の穴の中で手術が完了するので、傷跡が外から見えることはありません。
手術が難しく、オープン法のような大きな変化を作ることは難しいですが、その分傷跡が目立たないというメリットがあります。
プロテーゼの修正に関して
当院では、プロテーゼの除去や入れ直しなどにも対応しております。
プロテーゼを除去して、別の手術を受けたいというご要望にも対応できます。
他院で挿入したプロテーゼの修正・除去も可能なので、プロテーゼに関するお悩みや疑問があるという方は、まずはお気軽にご相談ください。
ヒアルロン酸注入
ヒアルロン酸注入
ヒアルロン酸注入は、ヒアルロン酸を鼻に注入して、鼻を高くする手術法です。
ヒアルロン酸注入としては、顔のシワしわ部分などに注入してシワしわを改善する美容整形が有名ですが、ヒアルロン酸の種類を変えることで、鼻筋に注入して鼻に高さを出すことも可能です。
ヒアルロン酸は元々体内に存在している物質であり、水分を含んで保湿効果もあり、お肌にハリや弾力を与えてくれます。
ヒアルロン酸は安全性の高い成分であり、安全かつ手軽に手術を受けていただけるのが、ヒアルロン酸注入のメリットです。
手術時間は約5分と短く、注射だけで手術が完了しますので、手術が終わりしだい次第すぐにご帰宅いただくことができます。
プロテーゼの挿入など、メスを使って切開する手術の場合、しばらくはメイクなどができず、腫れや内出血のリスクがあるなど、ダウンタイムが長いのがデメリットです。
しかし、ヒアルロン酸注入であれば、メイクも洗顔もシャワーも当日から可能です。
ダウンタイムや術後の腫れもほとんどありません。
手術の傷跡も目立たず、バレにくい美容整形といえます。
ヒアルロン酸について
注入されたヒアルロン酸は体内に吸収されるため、効果は半年〜1年しか持続しません。
そのため、効果を持続させるためには、定期的に通院していただく必要があります。
一度に大量のヒアルロン酸を注入してしまうと、その箇所だけ不自然に盛り上がり、顔全体のバランスが崩れてしまいますので、美しい鼻筋を作るためには、複数回に分けて手術を行なっていただくのがおすすめです。
当院では、お客様の顔のバランスを総合的に考えて適量を注入させていただきますので、自然で美しい鼻筋を手に入れられます。
当院では、鼻筋に使用するヒアルロン酸として、「ボラックス」というヒアルロン酸を使用しています。
ボラックスは、鼻の形成だけではなく、フェイスラインやあごの形成に適しているヒアルロン酸です。
ボラックスとは
ボラックスは、アラガン社製ジュビダームシリーズの新しく開発されたヒアルロン酸です。
ヒアルロン酸濃度が25mg/mlと、同社のヒアルロン酸の中で一番硬いタイプの製剤になります。
一般的に、ヒアルロン酸濃度が上がると吸収率があがりますが、ボラックスは吸収率の低い製剤です。
高分子量と低分子量のヒアルロン酸を混合させたため、吸収もされにくくなっています。
厚生労働省より製造販売承認も認可されており、安全が保証されていますので、安心してご使用いただくことが可能です。
ボラックスは、従来のヒアルロン酸より形を維持する力が優れています。
注入直後から形を形成し、伸びや動きに柔軟に対応しながら、理想の鼻の高さを作ることができます。
ボラックスの特徴：長期持続性
これまでのヒアルロン酸は、1年ほどしか効果がありませんでした。ボラックスは18ヶ月以上と大幅に効果があります。
ボラックスの特徴：吸水性
ヒアルロン酸の構造がより密な網目構造になったため、水分が吸収されにくく過剰に膨らまなくなりました。
ボラックスの特徴：リフト性
適度な弾力があり、凝集性も優れているため、お客様の理想の鼻筋になります。さらに、注入後の変形が起こりにくいです。
ボラックスの特徴：親和性
ゲルが従来より皮膚の組織になじみやすく、顔が動かしにくいなどのリスクがありません。自然な高さの鼻筋になります。
ヒアルロン酸注入の特徴
ヒアルロン酸注入は、短時間で切開せずに施術できるのが大きなメリットです。
ヒアルロン酸を注入していただくだけで、鼻筋が通って簡単にメリハリのある顔になります。
注入後に効果がすぐに現れ、痛みや内出血、ダウンタイムもほぼないため、手術に抵抗のある方にもおすすめです。
当院で使用しているヒアルロン酸「ボラックス」の特徴としては、従来のヒアルロン酸より持続性、リフト性、親和性が高く、吸水性は低いというのが特徴です。
ヒアルロン酸はアレルギーを起こしにくい素材のため、アレルギーの心配が少ないこともメリットのひとつです。
ヒアルロン酸注入の施術方法
カウンセリングや問診を行い、仕上がりのシミュレーションやデザインをします。
お客様の鼻に合わせてヒアルロン酸を注入する位置や、術後の仕上がりをイメージしながら細かなデザインを行いますので、理想的な仕上がりを実現することが可能です。
デザイン後にヒアルロン酸を丁寧に注入していきます。
なお、施術で使用する針は非常に細いものを使用しており、痛みが少ないよう配慮しています。
必要に応じて麻酔などの使用も可能ですので、ご心配な方はお気軽におっしゃって下さい。
ヒアルロン酸注入がおすすめの方
- 手軽に鼻筋を高くしたい方
- 手術に抵抗がある方
- 短時間で日帰りでできる施術が良い方
- バレずに施術を行いたい方
ヒアルロン酸注入の副作用・リスク
疼痛、腫れ、内出血、アレルギー、血管閉塞、感染、硬結(充血や炎症などで組織が硬くなること)などが副作用・リスクとしてあげられます。
これらの症状が出た場合、すぐにクリニックもしくはかかりつけ医にご相談ください。
持病や既往歴、アレルギーがある方、内服薬・外用薬を使用している方、妊娠・出産中の方やお客様のお肌の状況などで、ドクターの判断により施術をお断りする場合がございます。
ヒアルロン酸にアレルギーのある方も、一度ご相談ください。
#鼻筋を高くする手術の人気の症例写真
CASE 症例情報
鼻を高くする手術の流れ
-
STEP. 01
予約・カウンセリング
完全予約制ですので、事前にWEBからご予約をいただき、ご来院いただきます。
カウンセリングでは、お客様のお悩みやご希望を細かくお聞きします。鼻の高さや形など、具体的なお悩みをお聞きしています。
ドクターからもシミュレーションから手術をご提案していきます。理想に近づけるようシミュレーションしていきますので、不安なことは遠慮なくお話ください。 -
STEP. 02
施術
手術の前に、お客様と一緒にデザインの確認をしていきます。仕上がりをイメージしながらデザインしていくので、イメージと違う仕上がりになることを防ぎます。
手術は丁寧に行い、最後は顔のバランスを見ながら微調整を行います。
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STEP. 03
ご帰宅・アフターケア
当院ではアフターケアも整えていますので、お困りごとがあればお気軽にご連絡ください。
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Doctor 本ページの監修医師
吉原 伯（よしはら のり） NORI YOSHIHARA
美容外科医として、培ってきた技術と美的センスを皆様にご提供いたします。
その中で、あなたのご希望に合うものを一緒に選んでいきましょう。
外見だけでなく、あなたの内面を輝かせるお手伝いが出来ればと思っています。
どこが気になりますか？どのようなお悩みもまずは、ご相談にいらしてください。
■ 資格
- 美容外科専門医（JSAS）
- サーマクール認定医
- ベイザー脂肪吸引認定医
- 日本救急医学会ICLSコース取得
- 日本美容外科学会正会員(JSAS)
- 日本美容皮膚科学会正会員
■ 略歴
-
神戸大学医学部医学科卒業
医療法人社団愛友会 上尾中央総合病院勤務
（麻酔科、皮膚科、形成外科） - 湘南美容クリニック新宿本院、大宮院 勤務
- 湘南美容クリニック大宮院院長就任
- 早稲田大学大学院卒 MBA修了
-
湘南美容クリニック新宿南口院院長就任
SBCメディカルグループ統括院長補佐就任 - SBCメディカルグループ代表補佐就任
- 東京シンデレラ美容外科新宿院院長就任
- 医療法人社団東新会理事長就任
さまざまな学会の専門医・会員が在籍
下記の資格を持つ医師が在籍しています。
美容外科専門医（JSAS）、日本美容外科学会会員、サーマクール認定医、ベイザー脂肪吸引認定医、日本救急医学会ICLSコース取得、日本美容皮膚科学会正会員
医師紹介ページ医療広告ガイドラインについて
医師監修のもと「医療広告ガイドライン」に従い、以下の2点についてホームページの見直し・改善を適宜行っております。
①体験談の削除
②症例写真を掲載する際、施術内容・施術のリスク・施術の価格などの記載
患者様にはご不便をおかけいたしますが、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
